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第9回国際道工具・作業用品EXPOが開幕:日本最大級のツール展示会

2019年 10月 10日

多数の来場者で埋まった初日の会場の様子
多数の来場者で埋まった初日の会場

 リードエクジビジョンジャパンが主催する第9回国際道工具・作業用品EXPO(ツールジャパン)が10月9日、千葉市美浜区の幕張メッセで始まった。プロ向けの作業服や工事用品から家庭用の作業工具、防災用品まで最新の製品を紹介する日本最大級の展示会で、国内外の中小企業など250社が出展。好天に恵まれた初日は出展ブース間の通路が人で埋まる盛況となった。会期は11日まで。

 従来の雨合羽のイメージを覆す本格的レインウエアを展示したのは、おたふく手袋(大阪府箕面市)。大正15年創業の作業用軍手のトップメーカーだが、近年は高機能の作業用衣類にも注力している。「戸外で作業する人たちが雨天でなくても一日中着ていられる格好いいデザインを追求した」とマーケティング部の徳永智彦次長。軽量で蒸れにくい素材を使い、大雨にも耐えられる防水加工を施したプルオーバーとズボンは、普通の合羽の約2倍の値段だが、機能性の高い普段着として作業員以外にも人気という。

 手についた油汚れをすっきり落とせる業務用手洗いボールを紹介したのは、サンコー(和歌山県海南市)。同社が開発したポリエステルの抗菌糸を加工したスポンジで、通常は丸い糸の断面が三角形になっている。この断面が汚れを掻き落としていくため、爪の間に入り込んだ汚れも簡単に取れる。柔らかい繊維で表面を傷つけにくく、手洗い用のほか、洗濯用やトイレ掃除用などのバリエーションがある。東日本営業部第一チームの池下英材課長は「入手するにはネット通販が確実」と話した。

 災害に遭遇して避難所で過ごすことになったとき、切実なのはプライバシーの確保問題。ブレイン(大阪市南区)が開発した高さ215センチメートル、幅90センチメートルのカプセルテントは縦にも横にも自立する。内側はアルミでカバーされているので縦置きすれば周囲を気にせず着替えができるし、簡易トイレを置いて用を足すことができる。通気性の良いメッシュを組み込みジッパーで開閉できる窓もついているので横置きして寝ることもできる。大倉和也常務取締役は「簡単に組み立てできるし、折りたためばコンパクトに持ち運べる」とアピールした。