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1050社出展 2万5000人来場:ファッションワールド東京2019秋

2019年 10月 7日

盛況となった会場の様子
盛況となった会場

 アパレル、バッグ、シューズ、アクセサリーの4分野のファッション商材が世界中から集結する展示商談会「ファッションワールド東京2019秋」が10月2日から3日間、東京都江東区の東京ビッグサイトで開かれた。35カ国から1050社が出展した同展には、約2万5000人が来場し、多数の商談で賑わった。

 スクール水着のフットマーク(東京都墨田区)は、教科書の過重問題が叫ばれて久しい中、中学生向けに2017年に発売した新商品「重量対策リュック」をPR。成長期の身体に配慮して、教科書を生徒の体幹の近くとなるかばんの背面に固定するストラップを取り付けることで、教科書を入れた通学かばんの重さを感じにくい構造にした。一般的な中学生の体型のデータを3Dパターンで取得して作った「ハ」の字型の肩ベルトも特徴。体の幅に、よりフィットするよう設計した独自の縫製技術を採用している。

 水泳販売部スクール部の部門リーダー白川純也氏は「学校指定の専門店は後継難で閉店するケースが少なくないことから、学校指定の販売ルート以外の販路をネットを含めて拡大したい。当業界の繁忙期は1月から3月。来春商戦に向けて販促に努めていく」と話した。教科書をかばんの背面に固定するブックストラップの技術では、特許を出願しているという。

 宝飾品の琥珀(東京都目黒区)は、虹色琥珀や日本の伝統的な蒔絵を施した琥珀製品をはじめとする多種多様の天然琥珀製品や、一部で人気のオパール化したアンモンナイトの化石「アンモライト」などを出展した。田中俊二代表取締役は「高齢者に好まれる傾向にある琥珀製品の良さを若年層にも知ってほしい」と語る一方、宝飾業界には悪質な事業者が紛れ込んでいることが少なくないため、健全な販売委託先との商談を望んでいるという。飽和食塩水に浮くのが天然琥珀で、沈むのがプラスチック製の模造品であることを判別するクイズも披露して好評だった。

 同展では、コシノジュンコ氏らファッション業界のキーパーソンを講師に招いた46件の講演を無料で開催するなどして、ファッション関連産業の成長を後押しした。