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経営後継者研修第40期がスタート:中小企業大学校東京校で開講式

2019年 10月 2日

記念撮影に臨んだ第40期生
記念撮影に臨んだ第40期生

 中小機構が運営する中小企業大学校東京校(東京都東大和市)は10月1日、同校で「第40期経営後継者研修」の開講式を行った。北は岩手県から南は鹿児島県まで全国各地から将来の経営者を目指す研修生24人が参加。山中和彦校長が「研修期間は長いようで短い。自社の長所に気付き、自己研鑽を積み、5年後、10年後の自社のビジョンやアクションプランを創りあげてほしい」と激励し、2020年7月末まで10カ月間にわたる全日制研修のスタートを切った。

山中校長に挨拶する秋山氏
山中校長に挨拶する秋山氏

 今期の受講生は男性24人。最年少は23歳、最年長は44歳で、平均年齢は30歳。親子2世代にわたる受講が3社で8期連続、兄弟での受講も1社あり4期連続となる。研修生を代表して一色(神奈川県川崎市、内装仕上工事)の秋山亮氏は「中小企業を取り巻く環境は依然として厳しく、経営の舵取りをしていく者の責任は大きい。優れた経営者を目指して努力したい」と挨拶した。

 開講式後は34年前に同研修を受け、OB会会長を務める重永忠・生活の木(東京都渋谷区)代表取締役社長CEOが「新しい時代を創る後継創業者へ贈るメッセージ」と題して記念講演。初代が写真館、2代目がテーブルウェア、3代目の自身はハーブ・アロマテラピー事業を展開していると説明したうえで「企業の寿命は30年。時代に合わせた価値を創り進化しなければ生き残れない。単なる後継者ではなく、新しい事業を生み出す後継創業者になってほしい」とエールを贈った。

 経営後継者研修は、中小企業の経営後継者候補が必要な知識や能力を習得できるよう実施している中小企業大学校の看板コース。土日を除く10カ月間、寝食を共にし、座学や企業訪問などの実習を経てゼミナール論文を発表して修了する。卒業生は約800人。詳しくは以下まで。