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こだわりの1500品目に商談多数:通販食品展示商談会

2019年 10月 1日

盛況だった会場の様子
盛況だった会場

 通販・宅配業界を通じた販路開拓を検討している食品関係企業約130社が、東京都港区の虎ノ門ヒルズフォーラムで9月26・27の両日開かれた「第9回通販食品展示商談会」に特産品やこだわりの逸品1500品目超を出展した。バイヤーをはじめ小売り、外食関係者らと多数の商談を展開して盛況となった。

 明宝特産物加工(岐阜県郡上市)は、同社の代表的商品「明宝ハム」を出展した。本社工場で解体した国産の生豚肉のうち、もも肉の赤身の一番上質な部分だけを厳選して日本独自のプレスハム製法で製造した。営業部の鷲見すみ拓也氏は「地元中心の販路から脱却し、通販で全国に展開したい。知名度を上げつつ贈答以外の需要も深耕したい」と語った。

 「明宝ハム」同様、国産の豚もも肉だけを使い、香辛料を少し加えてピリ辛にしたポークソーセージもPRした。酒のつまみやサラダに最適という。

 和田珍味(島根県大田市)は、ふぐのオイル漬を出展した。焙焼した国産天然ふぐの切り身を独自にブレンドした特製オイルに漬け込んだ瓶詰商品。みりん干しが好評だったふぐを初めて洋風に商品化したもので、バジル、ガーリック、ガーリックレッドペッパーの3種類を揃えた。

 管理栄養士で商品開発室の和田紘佳氏は「今年3月に発売したばかりの新商品。今のところ当社の直販サイトだけで販売している。関東圏で知名度を上げて全国展開につなげていく。パスタソースやサラダドレッシングにも応用できるから、若い世代にも販促したい」と話した。

 流通に限りがあるため首都圏では見かけることの少ない、のどぐろを甘辛く煮つけた「のどぐろの姿煮」もPR。1袋に1尾のパック商品で、湯銭するだけで食べられる。

 商談会の主催は、日本通信販売協会などで構成する実行委員会。通販関係者や支援機関によるビジネスセミナーや出展者プレゼンテーションなども多数実施し、通販食品産業関係者の支援に努めた。