支援

全国初 市町村と協働した高度化事業:中小機構

2019年 7月 26日

 中小機構は7月26日、茨城県日立市が行う地域産業資源の活用促進を支援するため、同市への資金貸付けを決定した。同市は市の資金も加え、地域資源法の認定を受けた「茨城県県北地域の自動車部品製造技術を活用した次世代自動車向け車載インバータおよび新型エアフローセンサーの開発並びに生産(アセンブリ)事業」を実施する市内自動車部品メーカー 日昌製作所に設備資金の貸付けを行う。 

 同機構は、昭和42年から主に都道府県が推進する中小企業組合などの各種事業を支援するため、助言とともに都道府県に資金の貸付を行う高度化事業を実施してきた。今回は、地域産業資源である自動車部品を活用する事業者を支援することにより、地域産業の発展を加速させるという同市の政策を支援するもの。都道府県でなく、市町村(日立市)と協働して実施する全国初の高度化事業となる。

 今回の貸付決定により、事業者である日昌製作所は無利子・期間固定のメリットがある高度化資金を同市の支援により無担保で調達する。同市は、地域資源を活用したものづくり企業の支援を市の産業空洞化阻止や産業集積の重層化につなげていく。