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HOME > 経営をよくする > ここが知りたいRoHS指令

ここが知りたいRoHS 指令

Q&A:その他

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Q.54
IEC TC111による環境配慮設計の標準化が進められていると思います。IEC TC111による標準化に関して、どのような進捗状況にあり、環境配慮設計が標準化されることで、企業はどのような対応を求められることになるのでしょうか?

A.54

IEC TC111(環境配慮)では次の分野などで、作業部会(WG)とプロジェクトチーム(PT)を設置し検討が進められます。

  • WG1;Material Declaration(MD)・・・含有化学物質開示手順
  • WG2;Environmentally Conscious Design(ECD)・・・環境配慮設計
  • WG3;Test Methods of hazardous substances ・・・有害物質試験方法
  • PT62476;Guidance for assessing compliance of finished goods with restriction of use of hazardous substance・・・製品の有害物質使用の遵守評価のガイダンス

この中で、WG3が一番進んでいます。2008年末か2009年初めには、IEC規格(IEC 62321)として発行される予定です。IEC 62321は、電気・電子製品内の規制物質の含有量測定手続標準です。測定手順は蛍光X線分析装置でスクリーニングし、湿式分解法による精密測定に関する前処理を含めた手順書となっています。

WG1の含有化学物質開示手順はIEC62474として検討が行われて、2008年4月に1CDが出されています。規格発行は2009年12月の計画です。

PT62476の製品の有害物質使用の遵守評価のガイダンスはIEC62476として検討が進められています。2008年5月にCDMが出されています。

ご質問のWG2の環境配慮設計ですが、IEC62430として検討が進められています。WG2のコンビナーは日本の市川氏(日立製作所)が就任しています。経済産業省では、国際会合の場でコンビナーを支援できる体制を構築することを目的とした事業(社団法人産業環境管理協会にIEC TC111 WG2 コンビナー支援委員会を設置)を立ち上げて、環境配慮設計にかかる規格原案を作成するとともに、WG2において主導的立場が取れるよう支援を行っています。

なお、経済産業省では環境配慮設計はDesign for Environment(DfE)と呼んでいます。進捗状況は、2008年3月にCDVが出されています。2009年5月にIS発行の計画で進められています。

IEC62430のECD(DfE)の要求事項は、次の構成になっています。

4章 ECDの一般原則

  • 4.1 一般
  • 4.2 ライフサイクルシンキング
  • 4.3 法的および利害関係者の要求
  • 4.4 マネジメントの統合

5章 ECDのプロセス

  • 5.1 一般
  • 5.2 法的および利害関係者の要求の解析
  • 5.3 環境側面の識別と評価
  • 5.4 設計/開発
  • 5.5 レビューと継続的改善
  • 5.6 ECDのための情報共有
  • 付属書A 4章の補足
  • 付属書B 5章の補足
  • 付属書C ツールの例示

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当解説は筆者の知見、認識に基づいてのものであり、特定の会社、公式機関の 見解等を代弁するものではありません。法規制解釈のための参考情報です。 法規制の内容は各国の公式文書で確認し、弁護士等の法律専門家に判断によるなど最終的な判断は読者の責任で行ってください。

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