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ここが知りたいRoHS 指令

Q&A:その他

RoHS検索

Q.154
エコマーク認可の基準にはノンハロ剤の使用要求がありますが、臭素の含有の許容値はないのでしょうか。

A.154

日本の「エコマーク」は、第三者機関が製品のライフサイクルを考えた基準に基づいて認定し、シンボルマークで表示する環境ラベルの一つです。エコマーク認定には、商品類型ごとに定められた認定基準を満たすことが要件になります。具体例として、パソコンの認定基準について述べます。

  • エコマーク商品類型No.119 「パーソナルコンピュータ Version2.3」認定基準書(有効期限2011年8月2日)
  • 適用範囲:ノート型パソコン、デスクトップ型パソコン、一体型パソコン、CRTモニタ、LCDモニタ、キーボード、マウス
  • 認定の基準と証明方法
    4.4-1(1):製品は、「パソコンの3R設計」に適合すること。(以下省略)
    4.4-1(2):製品は、「パソコンの化学物質」に適合すること。

具体的にはチェックリストが準備されており、「パソコンの化学物質」〔対応認定基準:4-1.(2)〕を満足することが要求されています。

  • リスト項目No.1
    特定臭素系難燃剤(PBB、PBDE)または短鎖塩素化パラフィン(鎖状C数が10~13、含有塩素濃度が50%以上)を処方構成成分として添加していないこと。

  • リスト項目No.2
    ハロゲンを含むポリマおよび有機ハロゲン化合物を処方構成成分として添加していないこと。(以下省略)

  • リスト項目No.7
    鉛、カドミウム、6価クロム、水銀、特定臭素系難燃剤(PBB、PBDE)は、「電気・電子機器の特定の化学物質の含有表示方法(JIS C 0950)」に規定する、特定の化学物質すべてが含有率の基準値以下であること。

なお、「JIS C 0950」に規定する含有率の基準値とはRoHS指令と同じく次の通りです。

  • 鉛、6六価クロム、水銀:0.1wt%
  • カドミウム:0.01wt%
  • PBB(ポリ臭化ビフェニール):0.1wt%
  • PBDE(ポリ臭化ジフェニールエーテル):0.1wt%

認定基準にある「処方構成成分」とは、「製品に特性を付与する目的で、意図的に加えられる成分を言う。製造プロセス上、不可避的に混入する不純物成分は含まない。」と定義されています。

以上の通り、認定基準書では「ノンハロ剤」を要求していますし、臭素系難燃剤については意図的な含有の禁止および非意図的であっても閾値が示されています。
 臭素系難燃剤の中で認定基準書に規定されているのは、PBB(ポリ臭化ビフェニール)、PBDE(ポリ臭化ジフェニールエーテル)の含有率についてです。それぞれ10種の分子構造をもつ化合物であるPBB、PBDEの含有率が0.1wt%未満であることが規定され、元素としての臭素(Br)の含有率を規定しているわけではありません。
 したがって、全臭素量の許容値は定められていないと考えられます。

一般的には、プラスチックなどの添加剤にハロゲン元素が含有しているかを蛍光X線分析装置などで測定します。蛍光X線分析装置は化学構造式が測定できませんので、測定された臭素濃度からPBB、PBDE含有の最悪値を計算して判定する場合があります。

Deca-BDEの分子量は949.1783(臭素含有778.4463)、mono-BDEは247.9837(臭素含有77.2517)です。蛍光X線分析装置による臭素量から比例計算して含有量(濃度)を求めます。Mono-BDEとすれば3.2倍と見ます。
 グリーン調達基準では、蛍光X線分析装置による総臭素量について、0.05ppmなどの基準を設けている場合があります。

参考として、次の最新情報があります。
 RoHS指令で除外されているDeca-BDEについて、2008年4月1日に欧州司法裁判所は、2005/717/ECによるDeca-BDEの除外決定を無効とする判決を出しました。コラム(2008.04.11)、ノンハロ関連についてはQ&A51を参照してください。

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当解説は筆者の知見、認識に基づいてのものであり、特定の会社、公式機関の 見解等を代弁するものではありません。法規制解釈のための参考情報です。 法規制の内容は各国の公式文書で確認し、弁護士等の法律専門家に判断によるなど最終的な判断は読者の責任で行ってください。

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