本文とサイドメニューへジャンプするためのナビゲーションスキップです。

スタートアップガイド

J-Net21 中小企業ビジネス支援サイト

  • J-Net21とは
  • スタートアップガイド
中小機構
  • メルマガ登録
  • RSS一覧
  • お問い合わせ

HOME > 経営をよくする > ここが知りたいRoHS指令

ここが知りたいRoHS 指令

Q&A:その他

RoHS検索

Q.49
液晶製造に関連する装置の設計・製造を行っています。数千点の部品から構成されており、特に複合材料の一般購入品(モータ、センサー、基板など)に対し、どこまでの対応が必要なのか、教えてください。

A.49

半導体製造装置関連はカテゴリー9製品であり、RoHS指令は適用されないと業界団体は主張しております。業界団体の意向は受けつつもRoHS指令対応は先行して実施する企業が多くあります。大型産業装置は開発期間が長期になりますので、RoHS指令の適用見直し(2010年頃と見込まれています)を踏まえて準備することは重要と思います。

基本的な対応事項を整理してみます。
 RoHS指令の最大許容濃度は、EUの官報(Official Journal of the European Union  19.8.2005)で告示されました。均質材料について重量比で、カドミウム0.01wt%(100ppm)、その他(鉛、水銀、6価クロム、PBB、PBDE)0.1wt%(1,000ppm)となっています。
 「均質材料(homogeneous materials)」の定義は、官報には掲載されていませんが、UKのGuidance Notesや欧州委員会のFAQで例示を含めて紹介されています。

「均質材料」とは、機械的に別々の材料に分離できない「組成全体が均一な材料」を意味し、例として、プラスチック、セラミック、ガラス、金属、合金、樹脂、コーティングなどがあげられています。
 「機械的に分離できない」とは、ねじの取外し、切断、粉砕、研削、研磨のプロセスといった機械的行為によって、これ以上は材料が分離できないことを意味すると一般的に解釈され運用されています。
 したがって、プリント基板やLSIの配線に使用する「金属」と絶縁のために使用する「樹脂」や「ガラス」などは異なる材料として管理することになります。

液晶製造装置に限らず、産業用機械装置は数千数万の電子部品から構成されています。上記の均質材料の定義のように、電子部品の構成材料(ICのモールド、ピンなど)まで展開して調べて順法を確認する必要があります。

一般購入品の場合には、サプライチェーンから非含有証明書、定量分析データなどの提出を受けて確認するなり、自社で蛍光X線分析を実施するなりして確認することになります。

電子部品や材料は装置で共通化(標準化・グループ化)されていると思います。構成部品すべてを調べるのではなく、採用部材について調査し、データベース化しておきます。装置の設計部品構成表とこのデータベースを付き合わせて最大濃度を確認しますが、例えば100ppm以下の均質材料であれば、いくら多く集めても100ppmを超えることはありません。
 RoHS指令には、一部要求事項を除外される鉛、水銀、カドミウム、6価クロムの用途があります。除外事項を確認し、除外項目の適用時だけ留意することになります。

中小企業の方を対象として、海外ビジネスに関する質問を無料で受け付けています。
中小機構「中小企業国際化支援アドバイス

当解説は筆者の知見、認識に基づいてのものであり、特定の会社、公式機関の 見解等を代弁するものではありません。法規制解釈のための参考情報です。 法規制の内容は各国の公式文書で確認し、弁護士等の法律専門家に判断によるなど最終的な判断は読者の責任で行ってください。

  • トップ
  • RoHS指令の基礎

    • RoHS指令の概要
    • 日本 資源有効利用促進法・Jmoss
    • 中国版RoHS
    • 米 カリフォルニア版RoHS法
    • 韓国版RoHS
    • EUその他の規制
  • Q&A

    • Q&A 一覧
    • EU
    • 中国
    • 韓国
    • その他
  • コラム
  • 用語集
  • リンク集
  • ここが知りたいREACH規則
  • 化学物質情報管理の基礎知識
  • 支援情報ヘッドライン 毎日更新 全国の公的機関をスタッフが調査。あなたにピッタリの支援情報がきっとある!

このページの先頭へ