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ここが知りたいRoHS 指令

Q&A:EU

RoHS検索

Q.149
当社の製品は電気・電子機器ではなく、RoHS指令の適用範囲外です。しかし、顧客企業では、EUの現地工場のラインで使用する装置に組み込まれているとのことで、RoHS遵守の証明書の提出を要求されています。なぜなのでしょうか。

A.149

貴社製品の内容が分かりませんので具体的な議論はできませんが、顧客の要求理由は、次の2点が可能性として推測できます。

1. 顧客企業の貴社製品を組み込んだEUの現地工場ラインで使用する装置がWEEE指令(No2002/96/EC)の附属書IAで規定されているカテゴリー 1から7、および10に属する電気・電子機器など(RoHS指令 第2条第1項)であった場合です。ラインで使用する装置ということですので、カテゴリー6のドリル、旋盤、フライス盤、研磨機、研削盤などの「電動工具」などが可能性として考えられますが、このような装置にあっては、そのすべての構成する部品について、RoHS順守が必要です。すなわち、貴社の製品そのもがRoHS指令の適用範囲外であっても、顧客の装置はRoHS指令順守が必要ですので、これに組み込まれる構成部品もRoHS指令順守が必要です。

2. もう1つは、貴社製品が現地工場のラインで使用する装置に組み込まれていることが原因で、顧客企業が生産する製品がRoHS指令で規制する物質に汚染されるという可能性を排除したい場合です。この可能性は低いのですが、リスクマネジメントの視点で要求される場合があります。

  • i. 貴社製品から発生したダストが顧客製品に付着することが考えられます。貴社製品の一部に高濃度のRoHS指令で規制する物質(鉛、水銀、カドミウム、6価クロム、PBBまたはPBDE)が含まれていたら、そこから発生したダストなどが顧客製品に付着し、顧客製品を汚染する可能性があります。例えば、

    • a. 貴社製品に回転軸、歯車、ローラ、ガイドなどの可動部品が使われていましたら、摩耗などが原因でダストなどが発生します。
    • b. 貴社製品の一部で腐食が発生すれば、錆となり、また、めっきなどが施されていたら、それが剥がれ、空気中に浮遊する可能性もあります。
    • c. モノを運んだり、掴んだりするコンベヤやハンドリング・ツールは直接顧客企業の製品や部品に接触しますので、その際の接触・摩耗などによって貴社製品から直接ダストが付着する可能性もあります。

  • ii. 化学反応容器や原材料を運ぶパイプやコンベヤなどに貴社製品が使用されていた場合、腐食や剥離などにより貴社製品の一部がわずかかであっても原材料や中間製品に直接混入される可能性があるかもしれません。また、原材料等に貴社製品(の一部)が脱落して意図せずに紛れ込む場合もあるかもしれません。貴社製品の一部に高濃度の鉛、水銀、カドミウム、6価クロム、PBBまたはPBDEが含まれていたら、量の多少にかかわらず顧客製品中にRoHS指令で規制する物質が混入する可能性があることになります。

以上のことから、顧客企業が工場のラインで使用する装置に使われている部品・機器等(貴社製品など)にはRoHS指令で規制する物質が含有していないという証明書を納入先から入手すれば、顧客企業はRoHS指令で規制する物質がこれら部品・機器などから自社製品へ混入するリスクを考慮しなくて済むことになります。

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当解説は筆者の知見、認識に基づいてのものであり、特定の会社、公式機関の 見解等を代弁するものではありません。法規制解釈のための参考情報です。 法規制の内容は各国の公式文書で確認し、弁護士等の法律専門家に判断によるなど最終的な判断は読者の責任で行ってください。

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