ここが知りたいRoHS指令

ここが知りたいRoHS指令

電子・電気部品に関する欧州の環境規制(RoHS指令)について紹介

Q
EU2008年7月1日更新
Q.142 弊社は機械加工製品をBtoBで販売していますが、ここのところ環境物質の依頼が急増しています。
JISアルミ材やSUS材などは、RoHS指令、グリーン調達に適合されていますでしょうか?また、材料で適合、不適合など分かる本などが出てればご紹介お願い致します。

ご質問に関連する「材料で適合、不適合がわかる本」については存じませんが、金属材料の場合、JIS規格(鋼材または非鉄金属)の成分表が基準になります。

JIS規格製品から対象材料に含有されるRoHS対象金属(鉛、カドミウムなど)の規格に規定されている含有量を確認してください。購入材料がJIS規格に適合していれば、RoHS適合と考えて差し支えないと思われます。
規格値はhttp://www.nisa.meti.go.jp/text/gasuanzenka/170630-3.pdfなどでも確認できます。

さらに、RoHS指令では、附属書(ANNEX)で以下のような適用除外事項が定められています。

鋼材に含まれる0.35%までの鉛、アルミ材に含まれる0.4%までの鉛、銅合金中の4%までの鉛などが適用除外とされています。JIS規格とRoHS適用除外を考慮しながら、調達資材先から適合証明の提出を求めるなどしながら、RoHS適合を確認していくことをお勧めします。

一般的にIS規格の標準含有量に幅があります。詳細を確認したい場合は、サプライヤーのミルシート(milsheet:鋼材検査証明書)を要求します。原則として、納入材の機械的性質や化学成分が入手できます。

当解説は筆者の知見、認識に基づいてのものであり、特定の会社、公式機関の見解等を代弁するものではありません。法規制解釈のための参考情報です。 法規制の内容は各国の公式文書で確認し、弁護士等の法律専門家に判断によるなど最終的な判断は読者の責任で行ってください。

情報提供:一般法人 東京都中小企業診断士協会

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