ここが知りたいRoHS指令

ここが知りたいRoHS指令

電子・電気部品に関する欧州の環境規制(RoHS指令)について紹介

Q
EU2008年7月1日更新
Q.72 WEEE指令のANNEXIVのマークに対して、CENELECのEN50419では、下にバーが追加されています。どちらのマークでもよいということでしょうか。または、国によって異なるということでしょうか。顧客によって、マーク表示の要求が違うようです。
バーのついている部分は、実際、どのような意味なのでしょうか。

2005年8月19日付けのジェトロ・ブリュッセルの「EUトピックス No.69 」1)によれば、『黒い長方形は、電気・電子製品が2005年8月13日以降に流通したものであることを示している。・・・現時点では、どちらのシンボルマークも使用できるが、黒い長方形がないシンボルマークを使用する場合には、日時の記載方法に関する欧州規格EN28601に従い、当該製品の製造・流通日(the date of manufacture/put on the market)を付け加えるとしている。』となっています。

さらに「EUトピックス No.69 」では、

『WEEE 指令第10条3項では「加盟国は、製造業者が2005年8月13日以降に上市させる(put on the market)電気・電子製品に、付属書4 に示すシンボルマークを正しく表示することを保証する。例外として、その製品の大きさや機能により、電気・電子製品のパッケージや使用説明書、保証書にシンボルマークを表示する」と規定している。また、第11条2項では、このシンボルマークを欧州規格として準備するよう規定している。欧州電気標準化委員会(CENELEC)は2004年12月に、このシンボルマークを「EN50419」という欧州規格として採択しており(2005年2月に一部修正)、各国は8月1日までの導入を義務付けられていた。
ベルギーでは2005年6月22日付官報に掲載され、「NBN EN50419」としてすで導入されている。ジェトロがCENELEC事務局に確認したところ、ベルギー以外の加盟国で欧州規格「EN50419」の導入を終えているのは、オーストリア、ドイツ、エストニア、フランス、英国、アイルランド、イタリア、マルタ、オランダ、ポルトガル、スウェーデン、スロベニア、スロバキアの13ヵ国としており、EU加盟国ではないが、CENELEC加盟国のスイスも導入済みとしている。ただし、詳細は各国標準機関に確認する必要がある。各国標準機関のウェブサイトと連絡先は、CENELECのウェブサイト2)から入手できる。
また、シンボルマークの寸法など詳細を規定した欧州規格EN50419 のテキストは各国標準機関が有料販売している。』

としています。最新情報は各国標準機関などで確かめてください。

当解説は筆者の知見、認識に基づいてのものであり、特定の会社、公式機関の見解等を代弁するものではありません。法規制解釈のための参考情報です。 法規制の内容は各国の公式文書で確認し、弁護士等の法律専門家に判断によるなど最終的な判断は読者の責任で行ってください。

情報提供:一般法人 東京都中小企業診断士協会

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