ここが知りたいRoHS指令

ここが知りたいRoHS指令

電子・電気部品に関する欧州の環境規制(RoHS指令)について紹介

Q
EU2008年7月1日更新
Q.31 据付け型の大型工作機械および保守・パーツは、WEEE/RoHS指令対象から除外されていると認識しています。
欧州各国への通関時に、当局は、電気・電子部品が工作機械用途であることを、どのようにして確認・審査するのでしょうか。

据付け型の大型工作機械かどうかを明確に確認する必要があります。確認は自己宣言になりますが、判断基準として2005年にイギリスの国内法案の改定 Guidance Notesで、WEEE/RoHS指令対象製品に含まれるかどうかを決定する「Decision Tree」を発表しました。

一般にグリーンコンシューマーは、大型工作機械(RoHS指令適用除外)だからといって、特定有害物質を使うことには、厳しい反応を示すと思います。日本メーカーでも適用範囲が混乱しているように、現地のグリーンコンシューマーも同様に混乱しています。適用外を主張しても、なぜ、貴社製品がRoHS規制対象である特定有害物質を含有しているのかというクレームをつける可能性はあります。

また、カドミウムやPBDEなどは、76/769/EEC(危険物質の販売・使用に関する指令)で禁止しています。最大許容濃度はRoHS指令と同じ値です。当該製品が適用除外とは分かっていても、対応する企業が少なくありません。このあたりは、リスクマネジメントになりますので、除外への対応は慎重に検討されることをお勧めします。

当解説は筆者の知見、認識に基づいてのものであり、特定の会社、公式機関の見解等を代弁するものではありません。法規制解釈のための参考情報です。 法規制の内容は各国の公式文書で確認し、弁護士等の法律専門家に判断によるなど最終的な判断は読者の責任で行ってください。

情報提供:一般法人 東京都中小企業診断士協会

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