ここが知りたいRoHS指令

ここが知りたいRoHS指令

電子・電気部品に関する欧州の環境規制(RoHS指令)について紹介

Q
EU2008年7月1日更新
Q.26 RoHS指令に関しての質問です。
1.電池駆動の装置は対象になるのでしょうか。
2.また、業務用・公共の場で使用される装置で、付属書で記載されていないものは(業務用や・公共の場で使用されるもの)は対象外と考えてよいでしょうか。

1. 電池駆動装置について

WEEE指令とRoHS指令では、対象が以下のように定義されています。

「電気電子機器とは、正しく作動するために電流または電磁界に依存する機器であって、WEEE指令の付属書1Aに定めるカテゴリーに属するもの。さらに交流1,000ボルト、直流1,500ボルトを超えない定格電圧で使用するように設計され、そのような電流と電磁界を発生、伝導、測定するための機器を意味する。」

電池駆動装置ですから、RoHS指令の対象製品にならないとは言い切れません。当該製品がWEEE指令対象である場合には、製品の廃棄時に分別回収の際、製品に組み込まれている電池は取り外す必要があり、取り外された以降の電池は廃電池指令(91/157/EEC)の規定に従うことになります。

2. 業務用・公共の場で使用される装置について

WEEE指令では、業務用製品を除外していません。

付属書1Bはすべての対象製品をリストアップしているのではなく、例示になります。つまり、記載されている商品以外については指令の対象とならない、ということを意味しません。付属書で記載されている商品以外については、類推することが必要になります。
 よって、ご質問の商品がどの分野のどのような商品であるかによって、指令対象となるかどうかが違ってきます。対象かどうかは、英国のガイドラインが参考になります。

WEEE Decision Tree

当解説は筆者の知見、認識に基づいてのものであり、特定の会社、公式機関の見解等を代弁するものではありません。法規制解釈のための参考情報です。 法規制の内容は各国の公式文書で確認し、弁護士等の法律専門家に判断によるなど最終的な判断は読者の責任で行ってください。

情報提供:一般法人 東京都中小企業診断士協会

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