本文とサイドメニューへジャンプするためのナビゲーションスキップです。

スタートアップガイド

J-Net21 中小企業ビジネス支援サイト

  • J-Net21とは
  • スタートアップガイド
中小機構
  • メルマガ登録
  • RSS一覧
  • お問い合わせ

HOME > 経営をよくする > ここが知りたいRoHS指令

ここが知りたいRoHS 指令

Q&A:EU

RoHS検索

Q.24
顧客からRoHS指令指定物質の問い合わせが多くなってきているのですが、RoHS指令の指定物質の閾値というのは決定事項なのでしょうか。一部、大手メーカーでは全廃や意図的添加を認めないとの動きもあるようなのですが、閾値以内であれば問題ないのでしょうか。

A.24

最大許容濃度(閾値)は2005年8月19日に官報(COMMISSION DECISION of 18 August 2005 Official Journal of the European Union 19.8.2005 L 214/659)で正式に告示されました。
 最大許容濃度は均質材料について次となっています。

  • カドミウム 0.01wt% 
  • 鉛、水銀、6価クロム、PBB、PBDE 0.1wt%

例えば、RoHS指令では、カドミウムは100ppm(0.01wt%)ですが、顧客は自社の価値観やリスクマネジメントの視点で、5ppmあるいは75ppmなどにしています。

顧客の調達条件として、5ppmなどが示されば、法律でなく売買条件を順守するために5ppm以下にする必要があります。電気電子業界のデファクト・スタンダードになってきているがJIGです。JIGでは、例えばカドミウムは75ppmまたは意図的添加の場合は、報告することを求めています。JIGを採用している企業も、JIGによる報告様式や表示条件を満たしていることと、自社の独自の、例えば樹脂中のカドミウムは5ppmなどの両方を要求しています。各社の要求基準を統一することはかなり困難です。

各社の調達基準の意図的添加、非意図的添加はELV指令で、「意図的でない場合の最大許容濃度は鉛、水銀、6価クロム0.1wt%、カドミウムは 0.01wt%」(a maximum concentration valuEUp to 0.1 % by weight and per homogeneous material, for lead, ・・・ shall be tolerated,provided these substances are not intentionally introduced)」となっていたことに由来すると思います。
 ELV指令では、意図的添加でない場合は0.1wt%(1,000ppm)が許容値になり、意図的添加は許されないと解釈できます。これを根拠に意図的添加の全廃を打ち出したセットメーカーが多くあります。
 しかし、ELV指令の付属書(ANNEX)が2005年9月30日の官報で「意図的添加の条件が削除」されました。

A maximum concentration valuEUp to 1 % by weight and per homogeneous material, for lead, ・・・ shall be tolerated.

意図的添加の用語はなくなりましたが、添加してもよいとも解釈できますが、グリーン・コンシューマーの意向などを考慮しますと、今後も意図的添加は最大許容濃度以下であっても控える方がリスクは少なくなると思います。

改正前のELVでは、意図的添加の定義として、「最終製品に特定の特徴、外見もしくは質を提供するために、故意に利用されたことを意味します。新製品製造の供給材料としてリサイクルされた材料を使用することは、規制される金属をいくらかは含むかもしれないが、意図的に導入されたとは考えない」としていました。

JIGでは、意図的添加の定義として、「特定の特性、外観、または品質をもたらすために継続的な含有が望ましい場合に、製品または部品の形成時に故意に使用すること」としています。天然存在やリサイクルでの混入などはやむ得ないとする考えです。
なお、RoHS指令は下記のように当初から意図的、非意図的の用語はありません。

a maximum concentration value of 0.1 % by weight in homogenous materials for lead;

中小企業の方を対象として、海外ビジネスに関する質問を無料で受け付けています。
中小機構「中小企業国際化支援アドバイス

当解説は筆者の知見、認識に基づいてのものであり、特定の会社、公式機関の 見解等を代弁するものではありません。法規制解釈のための参考情報です。 法規制の内容は各国の公式文書で確認し、弁護士等の法律専門家に判断によるなど最終的な判断は読者の責任で行ってください。

  • トップ
  • RoHS指令の基礎

    • RoHS指令の概要
    • 日本 資源有効利用促進法・Jmoss
    • 中国版RoHS
    • 米 カリフォルニア版RoHS法
    • 韓国版RoHS
    • EUその他の規制
  • Q&A

    • Q&A 一覧
    • EU
    • 中国
    • 韓国
    • その他
  • コラム
  • 用語集
  • リンク集
  • ここが知りたいREACH規則
  • 化学物質情報管理の基礎知識
  • 支援情報ヘッドライン 毎日更新 全国の公的機関をスタッフが調査。あなたにピッタリの支援情報がきっとある!

このページの先頭へ