ここが知りたいRoHS指令

ここが知りたいRoHS指令

電子・電気部品に関する欧州の環境規制(RoHS指令)について紹介

Q
中国2008年7月1日更新
Q.113 弊社ではプレス機械(35tから3,000t)とその周辺装置を作っていますが、中国版RoHSに対象になるのでしょうか?
また、中国情報産業部の電子情報製品注解には「圧力加工設備(圧力加工装置)」と書かれていますが、これはプレス機械のことでしょうか?

ご質問の「圧力加工設備(圧力加工装置)」は、中国情報産業部の電子情報製品注解では、大分類の「」の中分類「」の中の、小分類「六、」の8番目の「(八)」が該当すると考えます。

中国情報産業部の電子情報製品注解とAeAのサイトの英訳を対比して見ますと次のようになっています。

  • 大分類:Electronic Industry Dedicated Equipment and Products
  • 中分類:Electronic Industry Dedicated Equipment
  • 小分類:V. Electronic Universal Equipmentの8. Presswork Equipment

が対応すると考えます。
(注:中国情報産業部の電子情報製品注解では、小分類番号「五」が欠落しています。)

すなわち、「圧力加工設備(圧力加工装置)」は、大分類の「電子産業専用設備および製品」で、「電子汎用設備」の中にリストアップされています。電子産業用プレス機(IC電極製造など)を意図していると思いますが、用途は特定しきれないと思います。したがって、プレス装置は対象になると考えて対応されるのがよいと考えます。

2007年3月1日からは表示義務のみで、特定有毒有害物質の使用の制限/禁止ではありませんので、まずは構成部材の調査をしておき、中国当局に問い合わせることが必要と思います。

なお、機械設備、電気設備、交通運輸車輌、電子・電気製品、計測器およびその部品、素子・デバイスなどを対象とした機電製品輸入管理弁法があります。国の安全、社会公共の利益、人類・動植物の生命、安全および環境などの保護のために、輸入が禁止される機電製品の目録を制定、公布することになっています。2001年に3回にわたって「輸入禁止貨物目録」が公布されました。医療器械・設備、ボイラー、電子ゲーム機、エンジンおよび自動車などの中古製品は禁止リストに入っているようですが、詳細な内容を確認しておりません。

現在、輸出ができているのであれば、機電製品輸入管理弁法はクリアしていると考えられます。新たに、輸出するのであれば商社経由で商務部に問い合わせるとよいと思います。

当解説は筆者の知見、認識に基づいてのものであり、特定の会社、公式機関の見解等を代弁するものではありません。法規制解釈のための参考情報です。 法規制の内容は各国の公式文書で確認し、弁護士等の法律専門家に判断によるなど最終的な判断は読者の責任で行ってください。

情報提供:一般法人 東京都中小企業診断士協会

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