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ここが知りたいRoHS 指令

Q&A:EU

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Q.508
RoHS指令附属書IIIの見直し(パック9)については、2016年7月に案が公表されましたが、まだ決定されていないと認識していますが正しいでしょうか? また、決定はいつ頃の見込みでしょうか?

A.508

欧州委員会環境総局のRoHS指令に関するホームページ1)から、RoHS指令の適用除外用途の検討状況は次のような文書で確認することができます。

  1. 調査委託会社による予備的文書や最終報告書
  2. 加盟国専門家グループ会合の議事録
  3. 意見募集時やWTO通知時に公表される改正法案(委員会委任指令等)
  4. 採択された改正法
  5. 欧州理事会および欧州議会の精査後の官報公示

ご質問のとおり、RoHS指令附属書IIIの見直し(パック9)については、上記「1」の最終報告書が2016月7月に公表されました。なお最終報告書の概要については、本コラムをご確認ください。
 その後の加盟国専門家グループ会合については、現時点の最新の議事録(2016年12月)を確認すると、継続して検討されている状況であり、現状は上記「2」の段階であり、採択等には至っていない状況です。

なお、6月16日に附属書IIIの9(b)、13(a)、13(b)の適用除外用途についての改正2)3)4)が官報公示されました。これら3種の適用除外用途はパック9と同様に2016年7月21日が期限となっていたものですが、更新申請が早めに提出されていたことからパック7として先行して手続きが進められていました。
 パック7、パック9のこれまでの検討状況を整理すると次表の通りです。

パック7 パック9
調査委託会社の最終報告書 2016年2月 2016年7月
意見募集およびWTO通知 2016年11月
採択 2017年3月
官報公示 2017年6月

パック7と同様の期間を想定すれば、パック9についても改正案の意見募集が始まる頃ではあります。ただし、29種と対象数も多く、また工業団体をはじめとするステークホルダーの意見等もあることから、現時点ではまだ開始されていない状況です。

1)欧州委員会環境総局
2)附属書III改正(9(b))
3)附属書III改正(13(a))
4)附属書III改正(13(b))

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当解説は筆者の知見、認識に基づいてのものであり、特定の会社、公式機関の 見解等を代弁するものではありません。法規制解釈のための参考情報です。 法規制の内容は各国の公式文書で確認し、弁護士等の法律専門家に判断によるなど最終的な判断は読者の責任で行ってください。

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