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ここが知りたいRoHS 指令

Q&A:EU

RoHS検索

Q.448
梱包材・包装材はRoHS指令やREACH規則に対してどのような対応をすればよいのでしょうか。

A.448

梱包材・包装材のRoHS指令及びREACH規則への適用有無については、次のように考えることができます。

1. RoHS指令は、電気電子機器に含まれる有害物質の使用制限の法律ですが、RoHS指令の対象となる電気電子製品をEU域内へ輸出する場合、その包装材はRoHS指令の対象外です。このことは、RoHS2 FAQのQ6.8にその根拠があります。

このFAQでは、包装材については2004年改正の容器包装指令「包装および包装廃棄物に関する欧州議会および理事会指令(European Parliament and Council Directive 94/62/EC of 20 December, 1994 on packaging and packaging waste)」に従う必要があり、RoHS2指令の対象外であると規定しています。

2. 次にREACH規則に対する適用について考えます。
 REACH規則の場合においては、「成形品中の物質に関する要求事項に関するガイダンス(Ver.2)4.2. 第7条(2)に従った届出」で指針が示されています。その指針によると、「成形品中の物質を届け出る義務は、輸入された商品の包装として別個に製造または輸入される可能性のある包装材にも適用される。包装はそれが含む対象物とは別に評価されるべきである」と記載されています。
 包装材・梱包材も1つの成形品と見なされますので、そこに含まれているSVHCの濃度が0.1%を超えているかを確認し、0.1%を超えている場合には、REACH第33条で規定される「成形品に含まれる物質に関する情報伝達の義務」が発生します。更に、0.1%を超えて含まれている包装材・梱包材については、その年間当たりの含有量を算出します。その結果、年間1t以上である場合には届出が必要となります。

上記で説明しましたRoHS指令及びREACH規則以外の法規制においてもう少し詳しく見ておきます。容器包装指令では、以下の基準で「容器包装」と判断されれば、当指令により規制を受けることになります。

【基準1】
 容器包装がもつ容器包装以外の機能を侵害することなく、容器包装の定義を満たすものを容器包装とする。製品に不可欠な一部ではなく、製品の使用の全期間において製品を包み、製品とともに廃棄されるものではないこと。
 例:ティーバッグやソーセージの皮は、容器包装ではありません。

【基準2】
 販売時点に製品を包むものであり、販売時にともに販売、包装(または包装することを目的とした)される使い捨て品は、包装機能のある容器包装とみなす。

【基準3】
 容器包装の構成要素、および容器包装と一体化する付属物は容器包装の一部とみなす。製品に不可欠な一部ではなく、そのすべてが製品とともに消費、廃棄されるものではないもののうち、製品に直接添付される付属物であり、容器包装の機能を持つものは容器包装とみなす。
 例:容器包装となるものとしては、商品に直接貼付されるラベルがあります。容器包装の一部となるものは、ほかの容器包装に束ねるための粘着テープ、ホッチキスの針、プラスチックのCDジャケット、などがあります。

また、容器包装指令では、カドミウム、水銀、6価クロム、鉛の4物質の含有量の合計は、包装材又は包装材の構成物の中に重量比で100ppm以下でなければならないと規定されています。
 上記以外では、「包装材の識別システムを定める欧州委員会決定 97/129/EC」に対しても対応する必要があります。
 第3条1項の基準で包装材に該当しない場合は、廃棄物指令 2008/98/ECが適用され、附属書IIIのCMR物質などは有害廃棄物となります。

このように、梱包材・包装材についてはRoHS指令、REACH規則以外でも規制されておりますので、関係する法規制は常に注視しておく必要があります。

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当解説は筆者の知見、認識に基づいてのものであり、特定の会社、公式機関の 見解等を代弁するものではありません。法規制解釈のための参考情報です。 法規制の内容は各国の公式文書で確認し、弁護士等の法律専門家に判断によるなど最終的な判断は読者の責任で行ってください。

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