ここが知りたいRoHS指令

ここが知りたいRoHS指令

電子・電気部品に関する欧州の環境規制(RoHS指令)について紹介

Q
EU2014年5月9日更新
Q.426 部品として製造される小型電動機はRoHS2の製品区分のなかに該当しますか?また、電動機を製品として消費者に販売する場合はCEマーク対象となるのでしょうか?

小型電動機を動力用ではないEEEに組み込まれるようなインダクションモーターと解釈して回答をします。

小型電動機を最終製品(完成EEE)に組込むために上市する場合は、完成EEEでCEマーキングをしますので、組み込み品としての当該小型電動機にはCEマーキングは要求されません。ただ、この場合は、当然ながら、RoHS指令の特定有害物質の非含有保証は行う必要があります。

小型電動機に制御ユニット、電源や能動電子部品などを組み込んで単体で消費者などに販売する場合は、機能ユニットと見なされCEマーキングが要求される可能性があります。
 この場合の製品区分は、その用途により決定されますが、自社で決定します。

決定にあたっては、その理由を技術文書に記述する必要があります。この記述の根拠文書は製品開発仕様書などで決定されている用途などになります。
 能動電子部品が付いていない単体インダクションモーターは部品扱いとなります。

なお、電動機に対しては、EuP(エコデザイン)指令が適用されていますので、指令2005/32/ECの規定に従ったCEマーキングが必要になります。電動機のエコデザイン要求はエコデザイン規則Regulation (EC) No 640/2009修正規則 Regulation (EU) No 4/2014を参照ください。スペアパーツの場合も同様です。

EuP指令(現在はErP指令)によるCEマーキングを行う場合に、貴社の小型電動機が部品と機能ユニットのグレーゾーンと思われるのであれば、機能ユニット扱いにして、同時に宣言することも考えられます。

当解説は筆者の知見、認識に基づいてのものであり、特定の会社、公式機関の見解等を代弁するものではありません。法規制解釈のための参考情報です。 法規制の内容は各国の公式文書で確認し、弁護士等の法律専門家に判断によるなど最終的な判断は読者の責任で行ってください。

情報提供:一般法人 東京都中小企業診断士協会

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