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ここが知りたいRoHS 指令

Q&A:EU

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Q.398
RoHS(II)では除外項目が見直されるようですが、いつ、どのような基準で見直されるのでしょうか?

A.398

RoHS(II)における適用除外用途の見直し規定におけるRoHS指令との大きな違いは、(1)第4条で対象とされたすべてのEEEに対してAnnexIII、また、特にカテゴリー8、同9にはAnnexIVの適用除外用途リストが設けられた、(2)すべての適用除外用途に有効期限が設定され、その有効期限が切れると規制が適用される、という2点です。

最長の有効期限は、カテゴリー1から7およびカテゴリー10が2016年7月21日、カテゴリー8、同9(一般用)が2021年7月21日、カテゴリー8(体外診断用)が2023年7月21日、カテゴリー9(産業用)が2024年7月21日となっています(RoHS2 FAQ より)。

除外の見直し(継続・廃止を問わず)を希望する場合は、除外期限終了の18カ月前までにAnnexVの内容を踏まえて欧州委員会に申請を行うことが第5条3項および5項に定められています。
 すなわち、見直しの時期は継続・廃止を問わず「欧州委員会への申請時」であり、最も遅い場合でもそれぞれの有効期限終了の18カ月前であるということになります。逆に言うと、欧州委員会に何の申請も行われなかった場合には「見直し」の作業をされることもなく除外期限到来とともに自動的に除外リストから削除されます。

見直しの基準は第5条1項(a)中に、
「― 設計変更による除去または代替、もしくは材料及び部品が附属書IIに掲げられている材料および物質を必要としないことが、科学的または技術的に実行不可能である。
― 代替品の信頼性が確実ではない。
― 代替品に起因する総合的な環境・健康および消費者の安全への悪影響が、それらの総合的な環境・健康および消費者の安全上の便益を上回りそうである。
 AnnexIIIとAnnexIVに掲げられているEEEの材料および部品の包含および除外期間の決定は、代替の可用性と代替品の社会経済的な影響を考慮するべきである。除外期間に関する決定は、技術革新への潜在的な悪影響を考慮すべきである。適切な場合には、除外によるすべての影響に関してはライフサイクルシンキングが適用されるべきである」
と規定されており、同項(b)により、「上記(a)の状態が実現できない場合、AnnexIIIとAnnexIVのリストからEEEの材料と部品を削除」することとされています。

RoHS2 FAQでは、RoHS(II)で新しく提示された、上記第5条1項(a)の文章中の「代替の可用性」と「代替品の社会経済的な影響」の部分について、「除外はこれらの条件だけでは決定されない。前述の3つの基準ほどは重要ではない(要約)」と特に記述していますので、第一義には第5条1項(a)の中に箇条書きされた3項目が基準とされると考えます。

また、前文では随所で有害化学物質の不使用と予防の原則についての記述があり、特に(16)では「科学的な根拠の立証と予防原則の考慮がされ次第、その構造とサイズゆえに危険であると考えられる、非常に小さいサイズまたは非常に小さい内部・表面構造をもった物質(ナノマテリアル)を含む他の危険な物質の制限が検討されるべきである。また、少なくとも同程度以上に消費者を保護する、より環境にやさしい代替品への置き換えが検討されるべきである(一部省略)。関連するステークホルダーへの諮問が実行され、中小企業に与える潜在的な影響に特別な配慮がされなければならない」とされています。

この文章はAnnexIIに関わる制限化学物質の検討について触れたものですが、「より環境にやさしい代替品への置き換えが検討されるべきである」という部分は、製品含有除外適用の見直しに反映され、現状の製品除外項目が否定される可能性があります。
 しかし一方、「中小企業に与える潜在的な影響に特別な考慮がされなければならない。」という部分からは現実に即した配慮が求められているとも考えられます。

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当解説は筆者の知見、認識に基づいてのものであり、特定の会社、公式機関の 見解等を代弁するものではありません。法規制解釈のための参考情報です。 法規制の内容は各国の公式文書で確認し、弁護士等の法律専門家に判断によるなど最終的な判断は読者の責任で行ってください。

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