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ここが知りたいRoHS 指令

Q&A:EU

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Q.378
輸出製品(EEE)にACアダプターが付属する場合、製品のみならずACアダプター自体にもCEマーキングは必要でしょうか?

A.378

EUでは、製品の安全要求は一般要件と基本要件に分かれています。一般要件は2001/95/EC (The General Product Safety Directive)で要求され、基本要件(Essential requirements)は、製品により関連指令(ニューアプローチ指令)にさまざまな要求が出ています。
 電気電子製品の関連指令としてはEMC指令、低電圧指令やRoHS指令があり、またエコデザイン要求指令もあります。
 製品は、該当するすべての指令の基本要件に適合していなければCEマークの貼付をすることは許されません。
 典型的な「RoHS2指令対応」と「ErP指令対応」に分けて説明します。

1.RoHS2指令(2011/65/EU)対応の場合

CEマークの貼付は電気電子機器(EEE)の最終完成品に対して行われます(第7条C項)。CEマークを貼付るためには、製造者の義務として要求される技術文書と適合宣言書の作成が求められることになっています。適合宣言を行う製品の範囲は製造者が自己の判断で決定してもよいことになっています。従って、ACアダプターを最終完成品の付属品として(一体として)適合宣言し、最終完成品だけにCEマークを貼付るかACアダプターと最終完成品を別々に分けて適合宣言し、おのおのにCEマークを貼付るかの選択は製造者の最終完成品のシリーズ製品や類似した製品を含めた設計上の条件などによって異なる対応になると思います。

  • (1)ACアダプターが最終完成品の専用品であり、他の製品に適用不可の場合は
    ACアダプターを最終完成品に含めて適合宣言を行うほうがよいと思います。この場合は、CEマークは最終完成品のみに貼付ます。
  • (2)ACアダプターが特定の最終完成品以外の他の製品にも適用可能な場合は
    ACアダプターと最終完成品毎に適合宣言を行い、おのおのにCEマークを貼付るようにするほうがよいと思います。この場合はACアダプター単独で販売可能となります。
2.ErP指令(2009/125/EC)対応の場合

ACアダプターは「外部電源」として、ErP指令の対象になる可能性があります。
 ご質問のACアダプターがErP指令の対象製品に該当すると、同指令第5条にてCEマーク貼付の義務が生じます。
 EU域内で流通するエネルギー多消費製品に対し、環境に配慮した設計を要求するエコデザインEuP指令(2005/32/EC)は2005年に発効されましたが、同指令は大枠を定めるもので、具体的なエコデザイン要件(省エネ基準)については製品分野ごとに実施措置を策定することになっていました。
 2009年8月までに9製品分野の実施規則が施行され、ご質問のACアダプターに関連する「外部電源」もこの9製品分野に含まれています。
 外部電源に関する実施規則として、(EC)No278/2009が2009年4月に公布されています。
 外部電源の定義が、(EC)No278/2009の第2条に次のように詳細に記されています。

  • 主電源入力からの交流(AC)電力入力を低電圧の直流(DC)またはAC出力に変換するように設計されたもの
  • 連続して、たった1つのDCまたはAC出力電圧にしか変換できないもの
  • 1次負荷に当たる別の装置と共に使用されることを意図されたもの
  • 1次負荷に当たる装置とは別の物理的に囲われているもの。取外し可能なまたは配線された雄雌タイプの電気的な接続やケーブルやコードやその他の配線によって、1次負荷に当たる装置に接続されるもの
  • 銘板記載の出力電力が250Wを超えないもの
  • 規則(EC)No1275/2008第2条1項に言及されている家庭用および事務用電気電子機器に使用されることを意図されたもの

ご質問のACアダプターが上記のa-gのすべてに該当する場合はCEマーク貼付の対象となります。

EUではEuP指令に代わり、エコデザイン要求の対象製品を「エネルギー使用製品」から「エネルギー消費に影響を及ぼす製品」にまで拡大するErP指令を2009年11月に発効しています。
 ErP指令は、EuP指令で規定された内容が大筋において継承されています。上述の外部電源に関する実施規則も存続されます。

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当解説は筆者の知見、認識に基づいてのものであり、特定の会社、公式機関の 見解等を代弁するものではありません。法規制解釈のための参考情報です。 法規制の内容は各国の公式文書で確認し、弁護士等の法律専門家に判断によるなど最終的な判断は読者の責任で行ってください。

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