ここが知りたいRoHS指令

ここが知りたいRoHS指令

電子・電気部品に関する欧州の環境規制(RoHS指令)について紹介

Q
EU2011年2月18日更新
Q.259 RoHS指令の除外項目の見直しがありましたが、「管径28mmの2口金型直管形蛍光灯」「ハロリン酸タイプの水銀を含有し、水銀重量は8mg以下」のような蛍光灯は、どの除外項目に該当しますか?

管径28mmの蛍光灯の場合は、除外項目「2(b)(4):その他の一般照明目的及び特定目的のランプ」に該当し、2011年12月31日までは水銀使用量にかかわらず、RoHS指令の適用が除外され、それより後は15mgを上限に除外されると解釈されます。

2010年9月24日の見直しでは、除外項目2は「(a)一般照明用の2口金型直管形蛍光ランプに含まれる水銀」(“Mercury in double-capped liner fluorescent lamps for general lighting purpose”)と「(b)その他の蛍光ランプに含まれる水銀」(“Mercury in other fluorescent lamps”)に大別され、おのおおのに適用除外となる1ランプあたりの上限値が定められています。そして2(b)には、2(a)で定められたランプに該当しない「その他の蛍光ランプ」について定められています。

さらに、2(b)には(4)に「その他項目」の規定があり、この規定には「適用除外2(a)と2(b)-(1)~(3)に該当しない一般照明目的の蛍光ランプ」と「特定目的のランプ」に関して定められています。

ご質問のランプは2口金型直管形蛍光灯ですが、それに含まれている蛍光体がハロリン酸塩であるため、3波長蛍光体を含むランプを対象とする2(a)ではなく、以下のとおり2(b)で定めるランプに該当します。そして、管径28mmの直管蛍光ランプは、2(b)の中の(1)、(2)、(3)のいずれの蛍光ランプにも該当せず、上述の(4)「その他の一般照明目的の蛍光ランプ」に該当すると考えられます。

【除外2(b)のランプ:含まれる水銀使用量が以下の量を超えないもの】

2(b)-(1)-管径28mmを超える直管ハロリン酸塩ランプ:10mg
  2(b)-(2)-直管形状でないすべてのハロリン酸塩ランプ:15mg
  2(b)-(3)-管径17mmを超える直管形状でない3波長域帯蛍光ランプ:2011年12月31日までは使用量の上限はなし。それより後は15mgを上限とする
  2(b)-(4)-その他の一般照明目的並びに特定目的のランプ:2011年12月31日までは使用量の上限はなし。それより後は15mgを上限とする

当解説は筆者の知見、認識に基づいてのものであり、特定の会社、公式機関の見解等を代弁するものではありません。法規制解釈のための参考情報です。 法規制の内容は各国の公式文書で確認し、弁護士等の法律専門家に判断によるなど最終的な判断は読者の責任で行ってください。

情報提供:一般法人 東京都中小企業診断士協会

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