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ここが知りたいRoHS 指令

Q&A:韓国

RoHS検索

Q.258
韓国版RoHSの規制は、EUのような「含有禁止」ではなく、日本の「現状の公表とリサイクル」という考え方と同じなのでしょうか?

A.258

韓国版RoHS(電気・電子製品および自動車の資源循環に関する法律)は、EU RoHS、WEEE、ELVの各指令を併せたものになっており、「電気・電子製品および自動車の特定有害物質含有制限」と「廃電気・電子製品および、廃自動車のリサイクルシステム構築」に関する法律です。
 したがって、電気・電子製品に関してはEU RoHSとほぼ同じと考えていいと思います。

韓国版RoHSの主要な要求事項は以下です。

1.電気・電子製品および特定有害化学物質の含有制限

電気・電子製品に関しては以下の10製品群が対象となっています。EU RoHSと比較すると対象製品が限定されています。

  • (i)テレビ
  • (ii)冷蔵庫
  • (iii)家庭用洗濯機
  • (iv) エアコン
  • (v)パソコン
  • (vi)オーディオ(携帯用は除く)
  • (vii)携帯電話端末
  • (viii)プリンター
  • (ix)コピー機
  • (x)ファクシミリ

使用制限される特定有害物質の種類と含有基準(最大許容濃度) はEU RoHSと同じで、カドミウムが均質材料当たり0.01wt%未満、それ以外の鉛、水銀、六価クロム、PBB、PBDEの5物質は均質材料当たり0.1wt%未満です。

EU RoHSとほぼ同様の用途の除外の他、環境部長官が必要と認め、委員会の審議を経て告示された物質および部品に対する除外等があります。

研究・開発および輸出を目的とする場合は、有害物質含有制限は適応されません。

2.自動車および特定有害物質り含有制限

適用される自動車は、「自動車管理法」第3条1項の自動車が大統領令で定められていて、コンポーネントとその部品を含みます。

含有制限される特定有害物質の種類と基準 (最大許容濃度) はELV指令と同じで、カドミウムが均質材料あたり0.01wt%未満で、鉛、水銀、六価クロムの3物質は均質材料当たり0.1wt%未満となっています。

合金成分としての鉄、アルミへの鉛の一定量の含有や電子部品と回路のはんだ、ガラスセラミック化合物内の鉛を含有した電気部品等の用途除外が認められています。研究・開発および輸出を目的とする場合は、有害物質含有制限は適応されません。

3.適用時期と除外

有害物質含有制限は段階的に適用されます。
 新たな型式の電気電子製品は、2008年7月1日から適応されますが、同日以前から販売されている製品が2008年7月1日以降も継続販売される場合(型式が同一など)は、適用時期が猶予され、2011年1月1日からの適用となります。ただし、EU RoHSと同じく含有基準の除外項目があります。

4.製造・輸入業者の順守の公表・リサイクル情報の提供

製造・輸入業者は、特定有害物質の含有制限と年次別に定められるリサイクル化能率の順守状況を、環境部で構築される「運営管理情報体系」に公表するかもしくは自らが運営するホームページに掲載して運営管理情報体系の運営機関長に通知しなければなりません。

電気・電子製品の製造者・輸入業者は製品のリサイクルを容易にするための材質・構造などに関する指針の順守および環境長官が定める電気・電子製品別の年間のリサイクル義務率の順守の義務かあります。

電気・電子製品の製造者・輸入業者は、リサイクル義務の履行にあたってリサイクル業者やリサイクル事業共済組合を設立するなどして、リサイクル義務を履行することになります。

自動車の製造・輸入業者も、自動車リサイクル業者、解体リサイクル事業者等と連携してリサイクル率を守る義務があります。
 リサイクル事業者から、リサイクルに必要な情報提供の要求があった場合は、企業秘密を侵害しない範囲で情報を提供しなければなりません。

以上、説明しましたとおり、韓国版RoHSは含有制限物質が特定され、最大許容濃度が定められており、EU RoHSと同様の原則非含有となっています。したがって韓国版RoHSは、「現状の公表とリサイクル」を考えた日本の規制JISC0905(J-MOSS)と同じような法律とは異なり、むしろEU RoHSに近似した法律といえます。

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当解説は筆者の知見、認識に基づいてのものであり、特定の会社、公式機関の 見解等を代弁するものではありません。法規制解釈のための参考情報です。 法規制の内容は各国の公式文書で確認し、弁護士等の法律専門家に判断によるなど最終的な判断は読者の責任で行ってください。

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