ここが知りたいRoHS指令

ここが知りたいRoHS指令

電子・電気部品に関する欧州の環境規制(RoHS指令)について紹介

Q
その他2010年12月3日更新
Q.249 LEDランプは、J-Moss(JIS C 0950)で規定されるマークを表示できますか?

資源有効利用促進法の政省令改正が2006年3月と同年4月に行われ、この政省令改正により、以下の1項の7品目に対して、2項の6物質の含有がある場合は、2006年7月1日以降含有情報の提供が義務付けられました。

1.「含有マーク」表示が義務となる対象製品(7品目)
  1. パーソナルコンピュータ
  2. ユニット型エアコンディショナ
  3. テレビ受像機
  4. 電気冷蔵庫
  5. 電気洗濯機
  6. 電子レンジ
  7. 衣類乾燥機
2.対象物質と最大許容濃度

RoHS指令と同じ6物質と最大許容濃度が定められています。対象物質は鉛、水銀、カドミウム、6価クロム、PBB、PBDEの6物質で、最大許容濃度も、カドミウムは0.01wt%、その他は0.1wt%です。
 用途の除外もRoHS指令に順次整合させるとしていて、RoHS指令との整合が取られています。

3.J-MOSSによる表示

表示マークには「含有マーク」と「J-Mossグリーンマーク」があります。
 「含有マーク」は、対象物質のいずれかが最大許容濃度を超えて含有されている場合に表示が義務づけられます。
 「J-Mossグリーンマーク」は、対象物質のいずれも基準値を超えない場合、または対象物質のいずれかが基準値を超えているが「含有マーク」の除外項目に該当するもののみである場合には任意で表示することができます。
 なお、上述の1項の対象7品目以外の電気・電子機器に「含有マーク」を準用することはできますが、「J-Mossグリーンマーク」は表示できません。

〔マーク表示方法の詳細はJIS規格(JIS C 0950)において定められています。初版は2005年12月に発行されていましたが、2008年1月に改定され、JIS C 0950:2008となっています。〕

ご質問のLEDランプとは、LED電球や直管型LED蛍光灯などの一般照明用と考えられ、対象となる7品目に該当しませんので「含有マーク」表示義務はありません。また上述のとおり「J-Mossグリーンマーク」も表示できません。

J-Mossについては日本資源有効利用促進法・Jmossを参照ください。

当解説は筆者の知見、認識に基づいてのものであり、特定の会社、公式機関の見解等を代弁するものではありません。法規制解釈のための参考情報です。 法規制の内容は各国の公式文書で確認し、弁護士等の法律専門家に判断によるなど最終的な判断は読者の責任で行ってください。

情報提供:一般法人 東京都中小企業診断士協会

関連リンク