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ここが知りたいRoHS 指令

Q&A:EU

RoHS検索

Q.163
当社は、工場にて使用する生産設備をほぼオーダーメイドで設計製作している会社です。製品の内容は、制御機器・計測機器です。 ある客先より、欧州RoHS指令は工場用途であれば適用除外と言われました。いろいろ調べても、そのような記載は見当たりません。客先の言われる工場用途が適応除外であると受け取れる文言は規格の中にあるのでしょうか?また、工場に限定された生産設備はRoHSの対象外となるのでしょうか。使用している部品には、まだRoHS対応されている部品も少なく開発には非常に苦労しているのが現状です。

A.163

WEEE指令では対象となる電気・電子機器を附属書(ANNEX)IAにおいて製品分野ごとに10のカテゴリーに分類しています。またRoHS指令では、上述のWEEE指令の附属書IAの10のカテゴリー製品うち、カテゴリー8(医療用機器)とカテゴリー9(監視および制御機器)を除き(適用対象外)、カテゴリー1、2、3、4、5、6、7、10の8つのカテゴリーが適用対象となっています。

ご質問にあります客先から「工場用途であれば、摘要除外と言われました」については、2つのケースが考えられます。
 1番目のケースは、貴社が設計、製造されている制御機器と測定機器が、附属書IAのカテゴリー9に分類される場合です。この場合は上述のとおりRoHS指令は適用除外となっています。
 制御機器と計測器について、カテゴリーごとに製品が具体的に例示されているWEEE指令附属書IBのカテゴリー9(監視および制御器具)に、以下の記載があります。
 「家庭用または研究所機器としての測定機器、はかりまたは調整機器、工場設置に使用されるその他の監視および制御機器(例、コントロールパネルの中の)」

2番目のケースとして考えられるのは、貴社製品が、WEEE指令の附属書IAカテゴリー6の電動工具で、大型の固定(据付型)工具に組み込まれている場合です。この場合は、RoHS指令は適用除外となっています。大型の据付型電動工具の場合、据付時はもとより廃棄時においても専門業者がその任に当たることから、適正な処理が行われ、WEEE指令の規定事項が自動的に遵守されることが期待できることがその根拠になっているものと思われます。

したがって、EUに出荷しておられ詳しい内容は分かりませんが、貴社が設計、製造されている制御機器・計測機器がWEEE附属書IAのカテゴリー6に該当するか、あるいは大型据付型に組み込まれるのであればRoHS指令は適用除外となります。

上記の場合を除いて、RoHS指令は個人用途(personal use)と産業用途(professional use)の差はなく、すべてに同等に適用されます。

EUに出荷しておられる製品はCEマーキング(機械指令、EMC指令等)を受けておられるものと思います。CEマークの認証カテゴリーからWEEE指令のカテゴリーがある程度分類ができる可能性があります。認証機関に確認し、WEEE指令のどのカテゴリーに分類されるのかを確認することができると考えます。また、必要ならばEUの関係当局に確認することをお勧めします。

なお、RoHS指令の適用を除外されているカテゴリー8および9は、2005年2月13日までにEU委員会が見直し提案を行うことが規定されていましたが、実現していません。提案は遅れましたが、提案準備は行われており、2006年3月に中間報告書がまとめられ、加盟国に配布されました。そして、最終報告書が2006年7月にまとめられています。カテゴリー8とカテゴリー9製品の適用はステークホルダー会議の意見を勘案すると製品一律ではなく、製品により2012年~2020年にわたり、順次適用される可能性が示唆されます。

貴社製品の部品には、RoHS対応部品が少ないとのことですが、仮に現在、RoHS指令が適用除外ではあっても厳しいグリーンコンシューマーへの対応やいずれは適用除外が見直されて、RoHS対応になることを考慮に入れて、今から計画的にRoHS対応部品に切り替えられることをお勧めします。

また、貴社製品がRoHS指令の対象外であったとしても、76/769/EEC(危険物と調剤の上市の制限に関する指令)によるPBDEの制限など、ほかの法令の規制に抵触する場合もありますので視野を広げた対応も必要です。

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当解説は筆者の知見、認識に基づいてのものであり、特定の会社、公式機関の 見解等を代弁するものではありません。法規制解釈のための参考情報です。 法規制の内容は各国の公式文書で確認し、弁護士等の法律専門家に判断によるなど最終的な判断は読者の責任で行ってください。

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