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ここが知りたいRoHS 指令

Q&A:EU

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Q.161
弊社の顧客から、どんな材料でも鉛の濃度を1,000ppm、カドミウムの濃度を100ppmとの要求がありました。新規材料では何とか管理していますが、リサイクル材料も使用しています。この場合も、RoHS指令の基準を守らないといけないでしょうか。また、どのような材料でもこれを守らないといけないでしょうか。

A.161

RoHS指令では2006年7月1日以降、意図的添加、非意図的添加の区別なく、均質物質当たりの鉛、水銀、カドミウム、6価クロム、PBB(ポリ臭化ビフェニル)、PBDE(ポリ臭化ジフェニルエーテル)の6物質がそれぞれ最大許容濃度を超える製品は販売できないことになっています。

最大許容濃度は均質物質当たり、それぞれカドミウムが0.01wt%(100ppm)、鉛、水銀、6価クロム、PBB、PBDEが0.1wt%(1,000ppm)です。貴社の顧客が、どのような材料でも鉛の濃度を1,000ppm、カドミウムの濃度を100ppm以下にするように要求しているのはRoHS指令に抵触しないようにしているためであると思います。

RoHS指令では、特定有害物質を削減するための設計変更による物質除去や代替物質の採用が技術的、科学的に困難な場合や代替物質により引き起こされる環境、健康および/または消費者安全に対する負の影響が以前の環境、健康および/または消費者安全を上回りそうな場合は特定有害物質含有の除外を認めています。(RoHS第5条(b))

その事例として、合金中の鉛の含有量について、以下の通り除外項目が設定されいます。すなわち、鋼材中の鉛の含有量0.35%以下、アルミ材中の鉛の含有量0.4%以下、銅材中の鉛の含有量4%以下などです。

貴社はバージン材だけでなくリサイクル材も取り扱われていますが、RoHS指令の要求事項は、特にリサイクル材であるからという理由での特例は認めていません。貴社は材料調達の局面でバージン材だけでなく、リサイクル材を調達せざるを得ない場合も多々あるものと思われます。このような場合に備えて、リスク管理を徹底する必要があると思います。材料の調達先との間で取引契約を定め、素材の調達ルートを管理する、調達ルートを変更するような場合は連絡をもらう、その場合は、検査を徹底するなどを行い、調達材の品質のばらつきを一定の基準内に納める努力を行うことが重要になります。

また、必要ならば、自社での受入検査や調達先に出向いての第2者監査を行うなどの手段も導入し、調達材料のRoHS対応を徹底し、顧客要望に応えていくことがビジネス上重要なことだと思われます。

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当解説は筆者の知見、認識に基づいてのものであり、特定の会社、公式機関の 見解等を代弁するものではありません。法規制解釈のための参考情報です。 法規制の内容は各国の公式文書で確認し、弁護士等の法律専門家に判断によるなど最終的な判断は読者の責任で行ってください。

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