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ここが知りたいRoHS 指令

コラム

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14.03.20

「RoHS2含有制限物質の見直し」最終報告およびステークホルダコンサルテーション

RoHS2の第6条の規定に基づき附属書II収載の含有制限物質見直しについて、欧州委員会は2014年2月28日に最終報告書を公表しています。この最終報告書は、オーストリア環境庁Umweltbudesantが検討を委託されていたもので、Study for the Review of List of Restricted Substances under RoHS2 最終報告書(Final Report)としてまとめています。

当該報告書の概要(目次)は以下です。

  1. コンテンツ
  2. 管理者のための要約(EXECUTIVE SUMMARY)
     2.2 プロジェクトの目的
     2.3 主要のプロジェクトの成果
     2.4 全体的な結論と見解
  3. 導入(INTRODUCTION)
  4. プロジェクトデリバラブルの概要
  5. RoHS2指令の下で制限物質のリスト(附属書II)に挿入するための物質の特定と評価の方法論
  6. WEEE管理の期間に環境および作業者に対し、リスクをもたらすかもしれない、または廃棄物管理に関しすべてのその他の負の影響を持つかも知れない物質の特定
     6.1 開発された方法論のRartIの応用の説明
     6.2 結論
  7. 特定された物質の予備評価
     7.1 開発された方法論のPartIIの応用の説明
     7.2 結論
  8. 物質の詳細評価
     8.1 HBCCDの詳細評価
     8.2 DEHPの詳細評価
     8.3 DBPの詳細評価
     8.4 BBPの詳細評価
  9. ステークホルダーコンサルテーション
     9.1 インターネットコンサルテーション
     9.2 ステークホルダーミーティング
     9.3 プロジェクトウェブサイト
  10. 全体的結論と見解
  11. レファランス
  12. 略語集
  13. 附属書

(以下略)

上記の7項の「特定された物質の予備評価」の7.2(結論)においてRoHSの下で潜在的制限の観点から詳細な評価を行うためにランク付けされている24の優先物質がリストされています。

第1優先順位物質(8物質)

  • 4種のフタル酸(DEHP、DBP、BBP、DIBP)
  • 塩素系難燃材〔tris(2-chloroethyl)phosphate〕
  • 2種の臭素系難燃剤(HBCDD、dibromo-1-propanol)
  • ジブロモネオペンチルグリコール(Dibromoneopentyl-glycol)

第2優先順位物質(4物質)

  • 三酸化アンチモン(antimony trioxide)
  • フタル酸ジエチル(DEP)
  • テトラブロモビスフェノールA(TBBPA)
  • 中鎖長塩素化パラフィン(MCCP:medium-chain chlorinated paraffins)

第3優先順位物質(1物質)

  • ポリ塩化ビニール(PVC)

第4優先順位物質(5物質)

  • 金属ベリリウム(beryllium metal)
  • 酸化ベリリウム〔beryllium oxide(BeO)〕
  • 硫酸ニッケル(nickel sulphate)
  • スルファミン酸ニッケル〔nickel sulfamate (= Nickel bis sulfamidatel)〕
  • リン化インジウム(indium phosphide)

第5優先順位物質(4物質)

  • 五酸化二ヒ素〔di-arsenic pentoxide(i.e. Arsenic pentoxide ; Arsenic oxide)〕
  • 三酸化二ヒ素(三酸化ヒ素)〔di-arsenic trioxide(i.e. Arsenic trioxide)〕
  • 二塩化コバルト(cobalt dichloride)
  • 硫化コバルト(cobalt sulfate)

第6優先順位化合物(2物質)

  • コバルト金属(cobalt metal)
  • ノニルフェノール(nonylphenol)

第1優先順位8物質のうち、フタル酸類の3物質(DEHP、DBP、BBP)および臭素系難燃剤(HBCDD)の4物質は最終報告書の第8項 「物質の詳細評価」において評価を行い、RoHS2の附属書IIへの追加収載が決定しています。このことは2014年2月28日付けコラムで紹介しています。

さらに、EU委員会は、上記の優先順位評価物質のRoHS2附属書IIへの新規追加に関し、第1順位優先評価物質の4種のフタル酸のうち、附属書II収載が決定している3物質を除くフタル酸イソブチル(DIBP)の物質評価と電気電子製品に含有する21の優先順位評価物質の使用量に関する定量データを求めるステークホルダーコンサルテーション1)の実施をOeko-Institutに委託しています。このステークホルダーコンサルテーションは、2月7日から4月4日まで意見募集が行われています。
 このように2014年7月22日のRoHS2含有規制物質の附属書IIへの追加収載に向けた動きが活発になっています。

1)
http://rohs.exemptions.oeko.info/index.php?id=10
http://rohs.exemptions.oeko.info/index.php?id=211
http://rohs.exemptions.oeko.info/index.php?id=212
http://rohs.exemptions.oeko.info/index.php?id=213

(瀧山 森雄)

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当解説は筆者の知見、認識に基づいてのものであり、特定の会社、公式機関の 見解等を代弁するものではありません。法規制解釈のための参考情報です。 法規制の内容は各国の公式文書で確認し、弁護士等の法律専門家に判断によるなど最終的な判断は読者の責任で行ってください。

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