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HOME > 経営をよくする > 中小企業大学校の上手な使い方 成長企業にみる人材育成

中小企業大学校の上手な使い方 成長企業にみる人材育成


みゆき観光開発 株式会社

計数マネジメントによるホテル部門の収益性の向上を目指して

ホテルオホーツクパレス
阿墨智史 副支配人

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1.企業の特徴

フロント

フロント

みゆき観光開発株式会社は、北海道のオホーツク海に面する紋別市において、ホテル業、遊技業を展開する総合サービス業を営む企業である。同社の主要部門を担うのがオホーツクパレスホテル。オホーツク海と紋別港を見下ろせる絶好のロケーションに位置している。また、都市間バスのターミナル、および繁華街に近く、飲食レストランも充実しており、ビジネス客はもちろん、地元客にとっても利便性が高いことが特徴である。

2. 人材育成のポイント

阿墨智史氏は、平成24年3月に入社。現在はホテルの宿泊部門の責任者であり、札幌市内のシティホテルに勤務という前職の経験を活かした、ホテル部門の収益性の強化が期待されている。
 阿墨氏は、その期待に応えるべく、札幌時代に培った計数管理手法をベースにした損益分岐点分析法やキャッシュフロー会計法を活用し、部門毎の収益性の向上を手掛けながら、さらに、従業員にそのマネジメント手法を広めていこうとしているところだ。
 同社の事業は、ホテル部門の他にボーリング場等の遊戯部門、飲食部門と多岐にわたっており、それぞれの部門ごとの採算、収益性をマネジメントできる人材の育成が求められている。

3. 研修受講のきっかけ

阿墨氏は、同社役員をはじめとして、歴代の支配人、副支配人クラスの人達が中小企業大学校旭川校の研修講座を受講していたこと、そして、将来的にはホテル部門全体の経営マネジメントを担うことが期待されていることから、受講することを決めたという。また、金融機関と毎月開催されるミーティングを通じて、経営の実態を把握し改善につなげることの重要性を感じていたことも受講を後押しした。

4. 研修受講のメリットと効果

研修受講の当初こそ、他の受講者との立場などの違いに戸惑いを覚えていたが、受講が進む中で同じような境遇の仲間に会えたということが大変有益であったと、受講のメリットを振り返る。
 コースでは財務戦略ゼミを選択。収益性の分析、並びにCF(キャッシュフロー)の健全化をテーマとして学んだ。その中で講師から「損益計算書で悪化している項目を見つけたら現場を確認しなさい。」という言葉が強く印象に残っているという。計数分析に基づいて現場を常に確認することが、収益性の向上とお客様の満足度向上につながるということを明確に意識できたことが成果だったと感じている。

レストラン(HPより転載)

レストラン(HPより転載)

5. 今後の展開と課題

現在はホテルの宿泊部門を任されているが、月次試算表や販売計数などを参考に、ホテル各部門の変動損益計算書の作成やCF計算書の作成を手掛けたい。金融機関との月次ミーティングで、それらのデータをエビデンスとして議論できることを目指している。
 まずは第1ステップとして、宿泊部門のコンセプトを顧客層ごとに明確にし、受講して習得した手法を活用して高収益体質とすることが課題。自分がいなくても計数を基本にしたPDCAサイクルをうまく回せる体制にしたいと考えている。
 第2ステップは、宿泊部門の足場を固め、料飲食・宴会部門へもマネジメント手法を広げていくこと。
 このように段階を踏んでホテル全体の収益性を強化し、同時に、お客様に高い満足度を与えて、この地域で存在感のあるホテルとなることを目指したいと考えている。

企業データ
みゆき観光開発株式会社
代表者 代表取締役社長 畑中正義
所在地 北海道紋別市幸町5丁目1-35
電話 0158-23-2141
資本金 3,500万円
従業員数 50名
主要事業 ホテル業、遊技業

掲載日:2016年7月28日

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