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中小企業大学校の上手な使い方 成長企業にみる人材育成


株式会社 ハニー

現状に満足せず、常にプラスを目指し、前向きに行動する経営幹部の育成

株式会社 ハニー
三棹俊作社長

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ハニーは昭和30年にかき氷用の氷みつの製造を開始して以来、「常に前向き、一歩ずつ」をモットーに、日本全国に得意先を開拓してきた。主力の商品は、業務用の氷みつ。氷みつから派生して、ポップコーン・綿菓子の原材料、材料機械、氷削機やかき氷を入れるカップなどの周辺商品、更にはバッテリー液やカーケミカル用品等の容器の製造から製品開発販売も手掛けるなど、事業を拡大してきた。平成21年にはISO9001を取得し、安心・安全管理も保証している。
 氷みつやポップコーンのメーカーとして全国的に知名度、市場シェアは高い。近年は関東圏からの引き合いが多く、北海道から沖縄まで販売網を確立している。

管理者の主体性を期待

同社では、「現状に満足せず、常にプラスを目指し、前向きに行動する」を行動指針に掲げている。三棹社長が管理者に期待することは、目標は上から与えられるものではなく、自ら考え、目標達成のために経営計画を立案・実践していくことだ。そのために、「全体感をもって職位断行」「的確な情報判断と対応力の強化」「コミュニケーション力の向上と先を見据えた行動」など毎年改善テーマを掲げさせて、業務に取り組ませている。また、積極的に外部研修を利用するなど、人材育成に力を入れてきた。

主力の商品の氷みつやポップコーンは全国的に知名度および市場シェアが高い

経営幹部の育成に取り組む

三棹社長は、今後の会社の発展を考えると、次の経営を担う経営幹部の育成の必要性を感じていた。そこで、ある研修機関が開催する、経営者としての心構えや経営マインドを高めることに主眼を置いた長期研修に社員を受講させた。受講した本人は非常に刺激を受け、効果は高いと思う反面、経営全般に関する知識やスキルの習得が不十分であるとも感じていた。そんな時に中小企業大学校人吉校から経営管理者養成コースのパンフレットが届き、経営全般の知識・スキルと経営マインドの両面を習得できる内容と感じて、受講させることとなった。

研修受講により、特に財務の視点が強化された。今までは、感覚的に捉えることが多かったが、採算を考えて判断するようになった。また、コスト意識を常に持つようになったことも大きな収穫であった。
 研修受講中もインターバル期間を活用して課題が与えられることで、研修で習得したことを即実践することにつながり、研修効果が高まったと感じた。
 大学校を利用するメリットとして、異業種交流ができることも大きな理由である。受講後の仲間の活動実績などを聞くことで、自分も負けてられないと互いに切磋琢磨しながら業務に邁進している。

売上につながる研修成果

受講者自身の変化としては、経営全般について責任感をもって関わるようになったことが一番の変化だ。守備範囲外であった労務関係や製造現場の機械設備関係などにも積極的に携わるなど、仕事に対する姿勢が変化した。
 また、研修成果は会社の変化としても現れてきている。受講時は店舗・外販事業部の責任者であったため、「店舗・外販事業部の売上を5年後までに125%にする」を課題に掲げ、計画を立案した。受講後に営業体制の構築が喫緊の課題となったため、本社業務の責任者に据えた。そのため、研修で設定した課題解決に直接携わっているわけではないが、今も店舗・外販事業部の側面支援を積極的に行っている。大きな商談のクロージング場面では同行して受注につなげるなど、営業社員から頼られる存在に成長し、非常に頼もしく感じている。現在店舗・外販事業部の売上は研修受講時に比べ10%ほどUPしており、計画を上回る結果となっている。

事業拡大に幹部育成は不可欠

現在食品部門、容器部門、化学部門、店舗販売部門の4部門に分かれているが、今後は部門ごとに独立採算型で事業展開して、更に事業拡大を図っていきたい構えだ。そのためには経営幹部の育成が不可欠であり、3つのノウハウである「営業ノウハウ」「商品開発ノウハウ」「経営管理のノウハウ」の承継が重要だ。特に、「今後の会社の方向性を提示し、経営計画を立案・実践していく経営管理のノウハウを身に着けてほしい」と三棹社長は考えている。これからも大学校研修に継続して派遣することで、「現状に満足せず、常にプラスを目指し、前向きに行動する」経営幹部の育成を目指す。

企業データ
株式会社 ハニー
代表者 代表取締役 三棹俊作
所在地 宮崎市高岡町花見1720-5
電話 0985-82-5582(代)
設立 昭和30年(1955年)1月
資本金 10,000千円
社員数 47名
主要事業 清涼飲料水(氷みつ)、ポップコーン・綿菓子の原材料、容器、カーケミカル用品等の製造販売

掲載日:2014年7月 8日

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