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HOME > 経営をよくする > 中小企業大学校の上手な使い方 成長企業にみる人材育成

中小企業大学校の上手な使い方 成長企業にみる人材育成


株式会社 CtoCグループ

実務と人間性の両面を重視した人材の育成目指す

株式会社 CtoCグループ
落合博志社長

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CtoCグループ本社。傘下8社に対する経営指導、監査などを担う

CtoCグループ本社。傘下8社に対する経営指導、監査などを担う

CtoCグループは人材育成に熱心な企業だ。落合社長は「人材育成は永遠の課題。人を育てることは企業の責務」と考え、育成の一環として地元の中小企業大学校旭川校を積極活用している。同社は緑化事業、住宅・店舗建設、集成材加工、飲食店運営、モンゴルとの合併など傘下8社を統括する持ち株会社で、落合社長が8社の会長を兼務。傘下8社に対する経営指導、監査などを担い、グループ全体の経営会議を主宰する。全体の従業員数はパートを含めて約200人。売上高は64億円(11年3月期)。

グループ各社の希望に沿った研修派遣

グループ会社が手掛ける住宅

グループ会社が手掛ける住宅

各社の社長に権限を委譲し、責任を明確にしているが、「人材育成に関しては各社長に温度差がある」(落合社長)という。そこでCtoCが予算を含めて一元管理し、グループ全体の人材育成を進めている。誰にどんな研修を受講させたいか、各社に希望を上げさせ、CtoCが調整。半期ごとに人材育成計画を作成し、年に50人が何かしらの研修を受講する。受講後にはレポート提出を義務付け、各社の社長と落合社長が目を通し、次の計画作成に生かす。

落合社長は大学校のメリットについて、研修メニューの豊富さや、講師の質の良さだけでなく、手頃な受講料や市からの助成金も指摘する。ここ4、5年、大学校の利用が増えており、「近くにこのような施設があるのは大きい。積極的に活用すべきだ」(同)と地元の経営者仲間にも呼びかけている。大学校でよく利用するのは現場のリーダークラスを対象とする研修。新規事業関連などトップ対象の研修を落合社長自ら受講することもあるという。大学校の研修はメニューが豊富ではあるが、その他の機関が実施する研修も適切に組み合わせて、実務と人間性の両面を重視した人材の育成を目指している。

まずは一歩、そして継続

落合社長は人材育成について「急いで成果を出そうとは考えていない。人はだんだんと成長するもの。短期的に考えてはいけない」と強調。「何もしなければ何も生まれない。当社はまだ踏み出したばかりであり、長期的スパンで考えるべきだ」(同)とまずは1歩を踏み出し、継続することが大切だとの認識を示す。ただ「ここ3年ほどで全社が黒字化した。このご時世では一つの成果といえるかも知れない」(同)と若干の手応えは感じている様子。

調整及び計画作成を担当しているCtoCの酒井秀憲取締役総務部長は「部下の指導に関する研修を受講した後、すぐに実践して役に立ったことがある」と自身の経験を語る。「信じる、認める、任せる」ことの大切さを学び、実践したところ、部下に責任感が出てきたという。このように日常業務では学んだことを実践することにより、すぐに成果につながるケースも少なくない。酒井総務部長は「色々な会社の受講者が集まりディスカッションすることで、参考になったり、刺激を受けたりというメリットもある」と指摘する。中身が濃くて説得力のある研修は「“報連相”の実践やチーム内での問題解決などで、あいつ変わったな、成長したなと感じることもある」(酒井総務部長)という光景を社内に生み出す。

企業データ
株式会社 CtoCグループ
代表者 代表取締役 落合博志
所在地 北海道旭川市永山14条3-4-13
電話 0166-21-8222
設立 2007年3月6日
資本金 3,000万円
社員数 7人(グループ全体では200人)
主要事業 住宅建築、緑化、プレカット、フィットネス、飲食業など

掲載日:2012年5月31日

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