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HOME > 経営をよくする > 中小企業大学校の上手な使い方 成長企業にみる人材育成

中小企業大学校の上手な使い方 成長企業にみる人材育成


会津ガス 株式会社

研修でスキルアップ

会津ガス 株式会社
相馬鐡平会長

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会津ガス本社のガスタンク

会津ガス本社のガスタンク

会津ガスは福島県会津地域および中通り地区の一部をテリトリーにLPガスや産業用ガス、医療用ガスを供給している。さらに近年はリフォーム事業や不動産事業にも進出して「豊かさを創造する」という理念のもと、顧客のライフパートナーであることを強く打ち出している。

中小企業大学校の受講は経営管理者養成コースに10回、個別セミナーに10数回と、従業員86人のうち毎年8人前後が受講している。対象は30代から40代のミドルで、問題解決を目指すグループリーダークラスが参加している。

参加は各部署で人選し、部署での問題解決や今後の事業展開に応じてその中から8人程度を選んでいるが、参加した社員はそれぞれ意識の差はあるが、個人のスキルアップには役立っているようで、派遣事務担当で昨年みずからも参加した総務グループの石井智大氏は「刺激を受けました。会社が進んでいる方向が間違いでないことを理解できた」と自信を持って課題に向かっていけるとする。今後は身に付けたスキルをどう生かすかにかかっているといえる。

ガス事業を取り巻く環境の大きな問題は電力会社の攻勢にさらされていること。オール電化住宅、いわゆるエコキュートやIHヒーターのブームだ。オール電化に対してガス事業はイメージ戦略で電気に押されている。直接火が見えるガスの方が安全という考え方もあるが、ガス事業が反転攻勢をかけるには、広報、販売、営業のどれをとっても大きな課題になる。

基本はガス事業拡大

ショールームには家庭用のガス商品が並ぶ

ショールームには家庭用のガス商品が並ぶ

今後の事業展開の基本戦略はリテールビジネスの深化であり、お客様の住生活全般のサポートである。そのためにはまず会津ガスという企業がお客様の信頼を得て繋がっていくこと。その方法としてガス事業を伸ばす。シェアを拡大し顧客を増やすことが基本となる。同社では事業の性質上、個人の家に入ることができるので、いろいろな相談を受けることも多い。お客様の問題解決のためリフォーム事業にも力を入れている。また、会津ガスと賃貸物件オーナーとの信頼関係を構築し、賃貸物件のガス供給を安定化し増大させるために不動産事業にも乗り出した。信頼関係を得ることで、アパートなどでのLPガス供給およびリフォーム提案などにもつなげている。

もちろん従来のようにガスのショールームを使ったイベントも欠かせない。火力の強いガスを使った料理の実演やガスファンヒーターの紹介なども積み重ねている。

要はガス事業を拡大するための新事業進出であり、社員一人ひとりがガスを基本に1件ずつ顧客開拓することが課題解決につながる。「顧客にわが社を選んで頂く。エコについても効率的なボイラーなどの商品を提案すればエコにつながる」(石井氏)とする。

中小企業大学校を受講したミドル社員が能力向上、マネジメント力をつけてミッションリーダーとして限られた人員のなかで活躍するようになれば将来がもっと開けるようになる。

企業データ
会津ガス 株式会社
代表者 代表取締役社長 相馬
所在地 福島県会津若松市神指町大字南四合字才ノ神325-1
電話 0242-29-1111
設立 1958年11月17日
資本金 4000万円
社員数 86人
主要事業 LPガス販売、産業用ガス販売、給排水衛生設備工事、リフォーム工事、不動産業
企業ワンポイント
問題解決を担うミドル層のグループリーダーを中心に受講。マネジメント力を高めて、ガス事業を中心にした住生活全般のサポートビジネスを展開する。

掲載日:2010年3月12日

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