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HOME > 経営をよくする > 中小企業大学校の上手な使い方 成長企業にみる人材育成

中小企業大学校の上手な使い方 成長企業にみる人材育成


株式会社 日東テクノブレーン

中小ならではの柔軟なサービス対応力

株式会社 日東テクノブレーン
鈴木立社長(左)
鈴木真澄会長

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首都圏でシステムインテグレーションを展開する

首都圏でシステムインテグレーションを展開する

日東テクノブレーンは、データ処理業務、ITや事務関連分野での人材派遣、ソフトウエア開発やネットワーク構築などを行うシステムインテグレーションが事業の三本柱。1974年に埼玉県所沢市で日東計算として設立し、データ入力業務を開始したのがはじまりだ。取引先は関東地域が中心で、小売業や製造業、官公庁など業種は多種多様。拠点は埼玉県所沢市の本社のほか、データ処理業務が中心の幕張事業所(千葉市美浜区)、人材登録センターの「Job nittyスタッフセンター所沢」(所沢市)がある。

費用対効果で中小企業大学校選ぶ

日東テクノブレーンの強みは「中小企業ならではのサービスの徹底と柔軟な対応」と鈴木真澄会長はいう。30年以上にわたる取引先との取引が全社売上高の大部分を占めている。「既存のお客さまの評価を頂けるよう力を入れている」(鈴木会長)ためで、取引先の他部門だけでなく、関連会社の紹介を受けたこともあるという。

人材育成に力を入れる理由を「当社はモノを売っておらず、人材がすべて。各自の対応力やお客さまへのサービス力を高めねばならない」と、鈴木立社長はきっぱり言う。鈴木社長がまだ社長に就任する前のことだ。社長自身が中小企業大学校の経営管理者研修を受講したほか、いろいろな外部研修を試して、どれを社員に受講させるべきか検討を重ねた時期があったが「費用対効果が最もよいのが中小企業大学校と感じた」(鈴木社長)と振り返る。

経営管理者研修には、2004年から毎年、部長や課長、係長クラスの「幹部候補生など、期待している人」(鈴木会長)から一人選んで受講させている。「毎年一人だけなので、選ばれた社員はモチベーションが上がるでしょう。研修ではいろんな人と交流してほしい」(鈴木会長)。これまで計8人受講させた。

受講を通じて提案力に自信

データ入力業務も事業の柱の1つ

データ入力業務も事業の柱の1つ

経営管理者研修以外では、IT関連の技術者などを対象に、生産性の改善がテーマの研修も受講させている。システムやソフトウエア開発においても「仕事の品質を上げるために、お客さまに対する提案能力が必要。研修を受けて自信がついたのか、実際に積極的に提案している」と鈴木会長は成果を感じている。

現在、鈴木社長は中小企業大学校で、人材育成計画の作成がテーマの研修を受講中。社員の等級を上げる際に必要なスキルなどを示した人材イメージを見直しているという。「現在社内にあるものは、10年ほど前から同じ内容。しかし時代が変わるとともに求められる能力も変化している」(鈴木社長)ためだ。講師の企業訪問を通した指導やアドバイスも受けている。今後、この研修の成果をベースにして、実際に社内に導入するものを作成する予定だ。

日東テクノブレーンの正社員の平均年齢は31歳程度で「役員でも年配の人がいない」(鈴木会長)。また、鈴木社長は総務部長、専務もある部門の部長を兼務している状況。鈴木社長は「経営と現場それぞれの仕事のすみ分けをした方が会社の発展につながるのでは」と考える。このため、引き続き経営管理者研修に毎年1人ずつ受講生を送る予定だ。管理者の育成に並行して「これまでの経験やノウハウを生かしつつ、ビジネスプロセスアウトソーシング(BPO)やITアウトソーシングをキーワードに、提案型企業としての色彩を強めていきたい」と鈴木社長は語る。

企業データ
株式会社 日東テクノブレーン
代表者 代表取締役社長 鈴木立  代表取締役会長 鈴木真澄
所在地 埼玉県所沢市西所沢1-14-14
電話 042-922-5359
設立 1974年10月
資本金 2000万円
社員数 220人(社員数は85人程度)
主要事業 人材派遣、データ処理、システムインテグレーション
企業ワンポイント
経営管理者研修を幹部候補生が毎年一人受講。費用対効果が決め手。これまでのノウハウ、経験を生かして提案型企業の色彩を強めていく。

掲載日:2010年3月12日

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