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HOME > 経営をよくする > ここが知りたいREACH規則

ここが知りたい REACH規則

Q&A

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Q.497
第17次高懸念候補物質について顧客から調査要請がありました。当該物質は必ずCandidate Listに収載されるのでしょうか。また、Candidate Listに収載された物質はどのような手続きを経て認可対象物質に指定されるのでしょうか。

A.497

2017年3月9日に第17次SVHC(認可対象候補物質)の公表1)があり、パブリックコンサルテーション(パブコメ)が開始されました。
 今回の対象物質は以下の2物質です。

  • (1)4-4'-isopropylidenediphenol(bisphenol A; BPA)
  • (2)Perfluorohexane-1-sulphonic acid and its salts

以下にSVHC(認可対象候補物質)がどのようにして認可対象物質リスト(附属書XIV)へ編入されていくかを整理します。
 ECHA(欧州化学物質庁)は、SVHC提案意図登録(Registry of Intentions)に公表された物質中から技術一式文書(dosier)に記載された物質の用途、使用条件および使用量等をもとに物質のリスクを評価し、リスクが高い物質の中からSVHC(認可対象候補物質)を公表し、パブコメ後に評価の要否を決定します。評価の結果を受けて加盟国委員会(MSC)で認可対象候補物質リスト(Candidate List)への追加が決まると、その物質はCandidate Listに収載されます。
 その後、Candidate Listに収載された物質はECHAによってリスクの高い物質から優先順位を付けて認可対象物質リストへの収載案を欧州委員会に提出し、欧州委員会で最終決定されたものが附属書XIV(認可対象物質)に収載されます。
 上記の経過経て2017年3月2日に第8次認可対象物質リスト編入物質として7物質の公表2)があり、パブコメに付されました。

第17次SVHC(認可対象候補物質)候補物質2物質のうちBPAは2017年1月12日付で既にCandidate Listに収載3)されています。これは第16次に生殖毒性(Article 57c)としてSVHCに認定されて収載されたもので、第17次では同一物質が内分泌攪乱物質(Article 57f-Human Health)として再度候補に挙がったことによるものであり、特殊なケースです。
 2017年4月現在でCandidate List収載物質は173物質ですが、第17次候補物質2物質が収載決定された場合には、上述のとおりBPAは既に収載されていますので、収載物質数は174物質となります。

参考資料
1)https://echa.europa.eu/addressing-chemicals-of-concern/authorisation/substances-of-very-high-concern-identification
2)https://echa.europa.eu/addressing-chemicals-of-concern/authorisation/recommendation-for-inclusion-in-the-authorisation-list
3)https://echa.europa.eu/candidate-list-table

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当解説は筆者の知見、認識に基づいてのものであり、特定の会社、公式機関の 見解等を代弁するものではありません。法規制解釈のための参考情報です。 法規制の内容は各国の公式文書で確認し、弁護士等の法律専門家に判断によるなど最終的な判断は読者の責任で行ってください。


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