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ここが知りたい REACH規則

Q&A

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Q.476
欧州のメーカーがREACH登録せずに製造する化学物質を年間5トン日本へ輸出する場合、2018年5月以前の製造物は同年6月以降でも輸出できるのでしょうか。

A.476

REACH規則第5条では、化学物質の登録を行わない限り、EU域内で製造または上市することはできないとされています。

化学物質は新規化学物質と段階的導入物質に分けることができます。EU既存商業化化学物質インベントリ(EINECS)リスト物質や1995年以降にEUに新たに加盟した諸国で、REACH規則発効15年前以内に販売されなかったが製造した記録がある物質かどうかで分けることができます。

新規化学物質に関しては年間1トンになる前に登録義務が適用されますが、段階的導入物質に関しては予備登録を行うことにより、登録義務が一定の期間猶予されます。

年間の製造・輸入量が100トン以上の場合の期限は既に過ぎていますが、1~100トン以下の場合の期限は2018年5月31日になります。

化学物質に関してはたとえ予備登録が行われていたとしてもEU域内のメーカーが登録を行わない限り、猶予期限である2018年5月31日以降は製造または上市はできません。

REACH規則の登録のガイダンス1)では、EU域内で上市されるのでは無く、製造後、EU域外に輸出される場合でもEU域内の製造業者には登録の義務が発生するとされています。

質問のEU域内のメーカーが貴社に化学物質を年間5トン2018年6月以降に輸出する場合は、たとえ2018年5月以前に製造し、在庫していたものであっても、上記ガイダンスの説明からは、EU域内の企業に登録を行う義務があるとことになります。

従い、EUのメーカーは登録を行わなければ、2018年5月以前に製造していた化学物質を貴社へ輸出することはできないと考えられます。

1)http://echa.europa.eu/guidance-documents/guidance-on-reach

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当解説は筆者の知見、認識に基づいてのものであり、特定の会社、公式機関の 見解等を代弁するものではありません。法規制解釈のための参考情報です。 法規制の内容は各国の公式文書で確認し、弁護士等の法律専門家に判断によるなど最終的な判断は読者の責任で行ってください。


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