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ここが知りたい REACH規則

Q&A

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Q.448
REACH規則の附属書XIVに収載の認可対象物質フタル酸ジエチルヘキシル(DEHP)は、どのような用途で認可されているのでしょうか?

A.448

REACH規則の附属書XIVに収載されている認可対象物質には、日没日(sunset date)が定められており、同日以降は認可がなければ同物質を使用し続けることができなくなります。
 なお、日没日の18カ月前に設定される認可申請提出期限日までに認可申請を提出すれば、欧州委員会の最終決定までの間は同物質を継続して使用することができるものです。

認可申請があるとECHAによる意見募集が行われ、リスク評価委員会や社会経済評価委員会によって検討され、両委員会の最終意見をもとに欧州委員会が認可付与の最終判断を行うことになります。認可付与の際は認可日、認可番号の他に以下の事項が特定されます。

  • 認可が付与される者
  • 物質の識別
  • 認可が付与される用途
  • 認可される条件
  • 期限付きの見直し期間
  • 監視の取り決め

2011年2月に認可対象物質として告示されたフタル酸ジエチルヘキシル(DEHP、CAS番号117-81-7)の日没日は2015年2月21日、認可申請提出期限日は2013年8月21日とされていました。
 ECHAは認可申請のあったDEHPの用途について、2013年8月14日および2013年11月13日に同物質の代替に関連する情報の提供を求める意見募集を開始しました。認可手続きの結果、2件の用途の認可付与がされました。

1.ロールスロイス社の航空機エンジンブレードの製造工程
 欧州委員会は2014年8月9日、初めての認可付与となる委員会実施決定の要約(2014/C 260/10)を官報公示しました1)
 認可付与の理由としては、適切なリスク管理が行われており、現状では代替物質がなく、今後5-10年間に及ぶ代替物質の検討が継続されていることが示されています。
 見直し時期として2022年2月21日が明記されています。

2.Roxel社のロケットや戦術ミサイル用固体推進薬およびモーター装薬の製造工程
 欧州委員会は2015年3月18日、認可付与に関する委員会実施決定の要約(2015/C 91/02)を官報公示しました2)
 Roxel(UK Rocket Motors)社の上記用途が認可され、同時に同一用途で認可申請していたフタル酸ジブチル(DBP、CAS番号84-74-2)も認可の付与がされています。認可付与の理由としては、適切なリスク管理が行われており、代替物質が現状ないこと、および代替物質の検討がされていることが挙げられています。見直し時期を2019年2月21日と明記しています。

1)http://eur-lex.europa.eu/legal-content/EN/TXT/?uri=uriserv:OJ.C_.2014.260.01.0010.01.ENG
2)http://eur-lex.europa.eu/legal-content/EN/TXT/?uri=uriserv:OJ.C_.2015.091.01.0002.01.ENG

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当解説は筆者の知見、認識に基づいてのものであり、特定の会社、公式機関の 見解等を代弁するものではありません。法規制解釈のための参考情報です。 法規制の内容は各国の公式文書で確認し、弁護士等の法律専門家に判断によるなど最終的な判断は読者の責任で行ってください。


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