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HOME > 経営をよくする > ここが知りたいREACH規則

ここが知りたい REACH規則

Q&A

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Q.445
GHSラベルの表示を1カ所に記載することが指定されていたり、表示順が定められている国はどこでしょうか。また、表示が1カ所の指定がなければ、表裏面に印刷してもよいのでしょうか。

A.445

日本、EU、中国、台湾、韓国、米国、マレーシア、タイ、インドネシア、シンガポール、ベトナム、フィリピンなど多数の国で、国連GHSに準拠した法整備が進んでいます〔2015年2月13日付けコラム、経産省・平成25年度化学物質安全対策(GHS分類ツール等調査)〕  国連GHS文書「化学品の分類および表示に関する世界調和システム(GHS)」は2年ごとに改訂され、現在は第5版(2013年10月30日改訂)が最新となっています(環境省「保険・化学物質対策」)。

ご質問のGHSラベルの表示について、国連GHSでは危険有害性を表す絵表示、注意喚起語と危険有害性情報はラベル上に一緒に配置されるべきとされており、その配置の例や記載の手引きが「国連GHS文書 附属書7」に掲載されています。  記載例から判断しますと、一定の表示順で記載されていることが確認でき、また表裏のように記載が分離されて表示されることは想定されていない状況です。

一方、国連GHSは国際的な整合性を持ち化学物質の危険有害性や取扱い上の注意事項等を伝えることを目的とした世界共通の仕組みですが、「Building block approach(選択可能方式)」によって、採用する範囲については各国が自由に選択することができるため、各国の国内法は国連GHSと一部異なった内容になっている可能性がある点に留意する必要があります。

GHSに関する規格を定めている主な国は、日本(JIS Z 7253)、EU(CLP規則)、中国(強制国家標準:GB 15258-2009、推奨国家標準:GB/T 22234:2008)、台湾(危害性化學品標示及通職規則)、米国〔危険有害性周知基準(29CFR§1910.1200))〕、マレーシア〔労働安全衛生(分類・ラベルと有害化学物質等安全データシート規則2013)〕、シンガポール(規格SS586_2014)です。

各規格にはラベル要素の記載項目や記載の例が示されています。
 日本や米国の規格ではラベル表示を1箇所に記載することを推奨する旨の記載があります。

ラベル要素の記載順序や、容器の表裏で分割して記載することの可否の記載は確認できませんが、ラベル表示の基本的な主旨や国連GHSの記載例から考えますと、見易さや判別の容易さを考慮した対応が必要です。 従いまして、ラベル表示の記載個所を分けたり、記載順序を変える場合には、最終的には国毎の所管行政に確認するなど慎重な対応が必要と考えます。

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当解説は筆者の知見、認識に基づいてのものであり、特定の会社、公式機関の 見解等を代弁するものではありません。法規制解釈のための参考情報です。 法規制の内容は各国の公式文書で確認し、弁護士等の法律専門家に判断によるなど最終的な判断は読者の責任で行ってください。


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