ここが知りたいREACH規則

ここが知りたいREACH規則

EUの化学物質関連規則を統合するREACH規則について紹介

Q
2015年2月27日更新
Q.444 韓国に混合物を輸出する場合、輸入者情報のGHSラベルへの記載は必要でしょうか。

韓国のラベル・SDSのGHS対応義務は「産業安全保健法」と「有害化学物質管理法」で規定されています。既に混合物は2013年7月1日から義務化されています。  産業安全保健法の第41条4項では、「対象化学物質を譲渡し、又は提供する者は、「産業安全衛生法施行規則(雇用労働部令)、92条5項2」で定める方法によりこれを入れた容器包装に警告表示をしなければならない」と規定されています。

具体的な項目は以下の通りです。

  • 名称:対象化学物質の名称
  • 絵文字:化学物質の分類に基づいて有害•危険の内容を示す図
  • 信号語:有害•危険の重大性の程度に応じて表示する「危険」または「警告」のフレーズ
  • 有害•危険フレーズ:化学物質の分類に基づいて有害•危険を知らせるフレーズ
  • 注意書き:化学物質にさらされる、または不適切な保存•取り扱いなどで発生する有害•危険を防止するために通知する重要な注意事項
  • 供給者情報:対象化学物質の製造業者または供給者の名前と電話番号など

なお、「供給者」の解釈ですが、「化学物質の分類•表示や安全データシートに関する基準(雇用労働部告示第2013-37号)」(以下 雇用労働部告知)では、別表4で以下の記載が要求されています。
 供給者の項目には、製造者、輸入者、流通業者に関係なく、当該製品を供給し、SDSの作成の義務を負う企業の情報を記載する。輸入品の場合は、海外製造者の情報と韓国内輸入者情報を記載すること。記載情報は以下の通り。

  • 会社名
  • 住所
  • 緊急電話番号

以上の通り、法律ではSDS同様に韓国内の輸入者情報をラベルに記載することを明確に規定されていませんが、輸入品のラベルに対しても同様の記載をするように要求されているようです。具体的な記載情報については、輸出先とご相談下さい。

当解説は筆者の知見、認識に基づいてのものであり、特定の会社、公式機関の見解等を代弁するものではありません。法規制解釈のための参考情報です。 法規制の内容は各国の公式文書で確認し、弁護士等の法律専門家に判断によるなど最終的な判断は読者の責任で行ってください。

情報提供:一般法人 東京都中小企業診断士協会

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