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HOME > 経営をよくする > ここが知りたいREACH規則

ここが知りたい REACH規則

Q&A

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Q.415
SVHCとなる物質を含有した成形品をEUに輸出していますが、輸出を停止した場合の成形品の義務はどうなりますか?

A.415

REACH規則では、成形品にSVHC(Candidate Listに収載された認可対象候補物質)を含有する場合は、届出義務と情報提供義務があります。

届出義務は、REACH規則第7条[2]の以下のすべての条件を満足した時に、SVHCを含有する成形品の製造者、輸入者に要求されます。

  • SVHCが製造、輸入される成形品の中で重量比(w/w)0.1%の濃度で存在する。
  • SVHCが重量比0.1%を超えて含む製造または輸入されたすべての成形品中の総量が、製造、または輸入者当たり年間で1tを超えている。

下記の情報提供義務が、成形品にSVHCが重量比0.1%を超える濃度で存在する場合(REACH規則第33条)に、成形品の製造者、輸入者に生じます。

  • 成形品を安全に使用するための十分な情報(少なくとも物質名)を川下ユーザーに提供する(第33条1項)
  • 消費者から要求があった場合には、その成形品を安全に使用するために十分な情報(少なくとも物質名)を45日以内に無償で提供する(第33条2項)

現在、SVHCは144物質が特定されています1)。SVHCの届出義務はcandidate listに登録された日から6カ月以内となります。また、情報提供の義務が発生するのはcandidate listに収載された日からです。

ご質問の成形品の輸出を中止する場合の義務は、「成形品中の物質に関するガイダンス(Guidance on requirements for substances in articles ver2_2011年4月)」に下記の説明があります。

  • 届出義務は、candidate listに収載され義務が生じる前に製造、輸入されていた成形品中の物質には要求されない
  • 情報伝達義務は、candidate listに収載される日から適用となる。

この説明から、貴社がcandidate listへの収載前に輸出を停止すれば届出義務はありませんが、輸出を停止した時点で、対象とするSVHCがcandidate list収載後6カ月以上を経過していれば、収載日から停止するまでの間に輸入された成形品中の物質については届出の対象となります。
 情報伝達義務はcandidate listへの収載日から義務が生じます。収載日以前に輸出を停止した場合でも、収載日以降に市場に供給される場合には情報伝達義務は生じることになりますので注意が必要です。

1)http://echa.europa.eu/view-article/-/journal_content/title/echa-updates-the-candidate-list-for-authorisation-with-six-new-substances-of-very-high-concern-svhcs-

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当解説は筆者の知見、認識に基づいてのものであり、特定の会社、公式機関の 見解等を代弁するものではありません。法規制解釈のための参考情報です。 法規制の内容は各国の公式文書で確認し、弁護士等の法律専門家に判断によるなど最終的な判断は読者の責任で行ってください。


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