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HOME > 経営をよくする > ここが知りたいREACH規則

ここが知りたい REACH規則

Q&A

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Q.396
「光学レンズ」は、REACH規則の対象になるのでしょうか?

A.396

硝子材を研磨して製造された光学レンズは、REACH規則の定義に照らすと成形品に該当します。成形品には第7条の登録 (成形品中の意図的物質)およびSVHCが含有されている場合のECHAへの届出と第33条の情報伝達の義務があります。

成形品である光学レンズから意図的放出物質は考えられませんので、登録義務はありません。
 また、REACH規則においては、2008年6月に「硝子は、1つの物質ではなく物質の状態である。すなわち、ガラスはUVCB 物質(substance of unknown or variable composition, complex reaction, products or biological materials ) として扱う」とするEU委員会と加盟国で政治的に合意しています。これを受けて、欧州ガラス産業常設委員会(CPIV)は、次の見解を発表しています。日本のガラス業界団体であるガラス産業連合会も同様の見解を出しています。

「REACH規則の第7条2項の成形品中のSVHCの届出や第33条の情報伝達の義務は、ガラスがSVHCとして特定されていなければ発生しない」 したがって、光学レンズは登録義務も届出義務は不要ということとなり、REACHの対象外となります。

なお、貴社の「光学レンズ」がデジカメのような電気電子機器に組み込まれたり、交換レンズの部品としてEUで上市される場合には、RoHS指令の適用範囲に含まれます。しかし、同指令附属書IIIにおいては、「光学ガラスおよびフィルターガラス中に含まれる鉛および反射率標準ガラスに含まれるカドミウムおよび鉛」が、適用が除外されています〔 No.13(a)および13(b) 〕。13(a)は「光学用途の透明ガラス中の鉛」です。

有効な代替手段がない鉛を含んでいる光学ガラスの例として、EU委員会からコンサルテーションを委託されているOko-Institut e.V.の2009年2月19日付け最終報告書において、以下が示されています。
─プロジェクター用鉛光学ガラス
─専門家が用いる測量機器で使用される特定のタイプのレンズ類
─屈折率分布型レンズ(例:セルフォックレンズ)
─マイクロリソグラフィー装置
─高品位プリンター
─RoHS指令適用範囲外の医療機器
─監視および制御用機器

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当解説は筆者の知見、認識に基づいてのものであり、特定の会社、公式機関の 見解等を代弁するものではありません。法規制解釈のための参考情報です。 法規制の内容は各国の公式文書で確認し、弁護士等の法律専門家に判断によるなど最終的な判断は読者の責任で行ってください。


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