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HOME > 経営をよくする > ここが知りたいREACH規則

ここが知りたい REACH規則

Q&A

REACH検索

Q.393
第9次SVHCリストでは、カドミウムと酸化カドミウムが別物質としてCandidate listに収載されました。これらの含有率を識別するのは容易でないと考えられますが、サプライチェーンではどのように回答すべきでしょうか?

A.393

REACH規則では、SVHCが成形品当たり0.1%「以上含有した場合に、成形品の提供者はSVHCの情報提供あるいは届出が義務付けられています。

一方、REACH規則附属書XVIIでは、プラスチックや亜鉛含有塗料への0.01wt%以上、あるいはめっき被膜等へのカドミウム含有が禁止されております。
 また、RoHS指令やELV指令では、均質材料当たり0.01wt%の含有制限となっています。多くの場合、カドミウムの含有制限は金属成分として0.01wt%を含有制限の上限値としています。 0.01wt%の金属カドミウム成分が酸化カドミウムとして含有される場合、0.0114%と換算されることになります。

ご指摘のように、カドミウムと酸化カドミウムを識別して分析することは容易ではありませんが、全カドミウム含有を蛍光X線分析で行うことにより、酸化カドミウムとして含有されているとしても、その含有率は推定できると考えます。

一般にサプライチェーンで、全カドミウムの含有情報の要求は0.01%ですので、この管理をしていればREACH規則のSVHC対応としての0.1wt%を超えることはありませんのでREACH規則の義務は発生しないことになります。

以下に、いくつかのケースに分けて対応例を説明します。

  1. 電気製品等に要求される均質物質中0.01wt%以下、あるいは0.1wt%を大きく下回る場合、SVHCの義務はないことになります。
  2. 均質材料中に0.1wt%に近い数字が出る場合、それを構成する成形品中に占める均質材料の重量からカドミウム含有率が0.1wt%と比較して大幅に下回る場合は、REACH規則の義務はありません。
  3. 上記2で成形品中のカドミウム含有率が0.1wt%に近いか、もしくは大きい場合は専門機関で精密分析を行い、カドミウム、酸化カドミウムの含有濃度を確認することも必要になります。

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当解説は筆者の知見、認識に基づいてのものであり、特定の会社、公式機関の 見解等を代弁するものではありません。法規制解釈のための参考情報です。 法規制の内容は各国の公式文書で確認し、弁護士等の法律専門家に判断によるなど最終的な判断は読者の責任で行ってください。


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