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ここが知りたい REACH規則

Q&A

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Q.381
韓国ではセラミックのような金属酸化物の固溶体の扱いは混合物でしょうか、反応化学物質でしょうか?

A.381

ご質問の金属酸化物の固溶体における韓国での扱いについては、韓国国立環境科学院より提供されている「化学物質情報システム(National Chemicals Information System:NICS)」によってどのように収載されているかの確認が可能です。
 例えば、TSCA等で金属酸化物の固溶体として扱われている、CAS番号66402-68-4(Ceramic materials and wares, chemicals)、CAS番号65997-18-4(Frits, chemicals)やCAS番号65997-17-3(Glass, oxide, chemicals)は、NICSには韓国既存化学物質番号が付与されて収載されています。
この事実から韓国では金属酸化物の固溶体は混合物ではなく、UVCB物質(Unknown or Variable Composition Complex Reaction Products Biological Materials:構成が不明もしくは変化する物質、反応生成物および生体物質)として扱われていると理解できます。

ただし、セラミックのような金属酸化物の焼結体については、その焼結程度により完全に固溶体として見なされるかについては注意する必要があると考えます。
 たとえば、2009年にJEITAから発行されたセラミックの情報を伝達する際の標記方法に関する指針「電子部品中のセラミック物質標記に関するガイドライン 第2版」には、「実際には、セラミックになった時点で化学反応により別の物質へ変化している」としています。すなわち、電子部品用セラミックの機能を出すために完全焼結された後はUVCB物質とみなすことができますが、セラミックの生成過程で完全焼結前であれば混合物とみなされる可能性はあります。
 また、NICSに収載されている、上記に例示したガラスやセラミックの定義にはTSCAインベントリーの定義が記載されています。すべてのガラスやセラミック組成物にこの定義が適用され、既存物質扱いになるかについては明確に確認できていません。貴社のセラミックについて既存物質として扱われるか確信が持てない場合は、韓国当局に確認を取られるのがよいと考えます。

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当解説は筆者の知見、認識に基づいてのものであり、特定の会社、公式機関の 見解等を代弁するものではありません。法規制解釈のための参考情報です。 法規制の内容は各国の公式文書で確認し、弁護士等の法律専門家に判断によるなど最終的な判断は読者の責任で行ってください。


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