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HOME > 経営をよくする > ここが知りたいREACH規則

ここが知りたい REACH規則

Q&A

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Q.351
SVHCの含有率が0.1wt%以下の成形品の場合、「含有なし」としていいのでしょうか?また、その場合はAISの作成は不要と考えていいのでしょうか?

A.351

AIS(アーティクルインフォメーションシート)は、アーティクルマネージメント推進協議会(JAMP)が推奨する製品含有化学物質情報を伝達するための基本的な情報伝達シートであり、成形品の「質量」「部位」「材質」「管理対象法規に該当する物質の含有有無・物質名・含有量・成形品当たりの濃度」などの情報を記載し、川下企業に伝達するために使用されます。
 通常、成形品メーカーは川上企業からMSDSやMSDSPlusを入手して、自社で新たに加えた材料の情報を加味してAISを作成します。

お問い合わせのAISにおけるSVHCの記載方法について説明します。記載方法に関する詳細は「AIS・MSDSplus解説書」やJAMPのFAQをご参照ください。

JAMPが作成しました「AIS・MSDSplus解説書」によれば、重量比が0.1%以下の場合は届出が不要となりますが、AISの「組成成分情報に関する宣言」の欄に「本製品は報告物質該当法令に該当する物質の含有は確認されておりません」のように記載して、SVHCが0.1%を超えていないことを明記し、川下企業に情報伝達するように記載されています。

なお、REACH規則の成形品中のSVHCの重量比計算では次のような注意が必要です。
 SVHCを含む成形品の濃度計算方法は、REACH規則の「成形品中の物質への要求に関する手引」の説明によれば、成形品を構成する部品に含まれるSVHCの含有量の積算値を分子とし、成形品の全体重量を分母として成形品中のSVHC濃度を算出する、とされています。この時、構成部品のうち1つでも0.1%を超えるものがあれば、すべての構成部品についてSVHC濃度のチェックを行う必要があります。

また、重量比計算の分母を成形品の全体重量にすることに対して、フランスをはじめとする一部の加盟国から異論が出ていました。
 そのような中、2011年6月8日に、フランスの官報でSVHCの濃度計算方法を成形品の構成部品単位で該非判断を行い、届出、情報提供を行うという内容が公示されました。 したがいまして、フランスに成形品を輸出する場合は、構成部品単位での濃度計算を行わなければなりませんので注意が必要です。

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当解説は筆者の知見、認識に基づいてのものであり、特定の会社、公式機関の 見解等を代弁するものではありません。法規制解釈のための参考情報です。 法規制の内容は各国の公式文書で確認し、弁護士等の法律専門家に判断によるなど最終的な判断は読者の責任で行ってください。


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