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ここが知りたい REACH規則

Q&A

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Q.337
カナダのMSDS、ラベルに記載する言語はなんでしょうか?また、GHS導入についてはどのような状況でしょうか?

A.337

1.MSDS、ラベルの言語

カナダには、法律、規則および実施要綱の総体となっている作業場危険有害性物質情報制度(以下、WHMIS)があり、その中でMSDS、ラベル、労働者への教育を含むハザードコミュニケーションの国家基準を定めています。カナダ保健省は危険有害性製品法(HPA)および規制物規則(CPR)により国内の製造・輸入者に対しMSDSとラベルの提供を義務付けています(Q&A284)。

WHIMISによるMSDSやラベルには、英語とフランス語両方の記載が必要となります。カナダではOfficial Languages Act (公用語法)により、公式言語として英語とフランス語が定められています。MSDSやラベルの伝達システムの末端利用者は、作業場での事業者と作業者、消費者、緊急対応者および輸送者などです。これらの化学品に携わる誰でもが容易に理解できることが必要ですので当事国の言語表示するものです。

輸出入者の具体的な対応としては、ラベルは英語とフランス語の両語の記載が輸入時点から必要です。しかし、MSDSは輸入者の住所に届くまでは英語またはフランス語の表示でよいとされていますが、国内での販売時までには英語およびフランス語の両語の表示が必要になります。

2.GHSの導入状況

GHSでは、化学物質の分類・表示およびMSDSなどのルールを記載していますが、その実施方法は各国に任されています。その国際的導入目標を2008年とし、各国は法規制をすることになっています。

Canadian Centre for Occupational Health and Safety(カナダ労働安全衛生センター)のQA情報では以下の通りです(2011年6月11日付)。

  • WHMISにおけるGHS採用に関する検討が続けられたが、完全施行の明確なデッドラインは決まっていない。
  • 危険有害性製品法(HPA)および規制物規則(CPR)などの法改正は、2011年中に法改正予告のCanada Gazette 1にて公表されることが期待される。

しかし、まだCanada Gazette 1で公表されていないようです。GHSに基づく法改正発効日は、Canada Gazette 2に公開される時点で明確になることになります。

なお、Canada Gazette(カナダ官報)は政府の公式ニュースペーパーによって法律・規制などを知ることができます。また、法制化プロセス前に規則案が予告されますので意見を述べることもでき、定期的に公開されています。

Canada Gazetteは3つのパートから成り立っています。Canada Gazette 1(告示・規則案)には、予定される法律の告示、規則案を公開し、法制化する前にそれに対するコメントを提出する機会を与えられるコンサルテーション・プロセスとなります。

Canada Gazette 2(委任行政立法)は決定された公式な行政立法が公開されます。

PCanada Gazette 2(法律)には法律が掲載されます。

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当解説は筆者の知見、認識に基づいてのものであり、特定の会社、公式機関の 見解等を代弁するものではありません。法規制解釈のための参考情報です。 法規制の内容は各国の公式文書で確認し、弁護士等の法律専門家に判断によるなど最終的な判断は読者の責任で行ってください。


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