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HOME > 経営をよくする > ここが知りたいREACH規則

ここが知りたい REACH規則

Q&A

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Q.335
REACH規則の発効以前に生産された部品も規制対象になるのでしょうか?

A.335

REACH規則では部品は成形品として適用を受けることとなります。REACH規則においては、特定された有害物質を含有する成形品の上市の制限、成形品に含有するSVHCの届出と情報提供等の規制があります。これらの規制の適用日は、基本的にはREACH規則で定められた日となります。以下にその内容について整理して説明します。

1.制限について

製造日に関係なく、定められた日から特定された有害物質を含有する成形品を上市することはできません。ご質問の貴社の製品に組み込まれる部品についても、部品の製造日に関係なく、REACHで定められた日以降は上市できません。
 ただし、RoHS指令等のように特定の製品群に特定された有害物質を制限する指令があります。この場合、これらの指令とREACH規則の適用日が異なる可能性があります。制限については、貴社の製品そのものが、他の規制を適用されないかを確認することが必要と考えます。

2.SVHCを含有する成形品の場合

成形品でSVHCを0.1%超えて含有する場合には、以下の2つの義務がありますが、部品の製造日には関係なく、REACH規則で定められる日から適用されます。
 なお、0.1%を算出する対象については、ECHAのガイダンスでは成形品の全体重量を対象としていますが、フランスでは成形品の定義に該当する部品レベルを対象としていますので注意が必要です。
 SVHCについては、candidate listへの収載提案が出されてから収載決定までにパブコメの募集が行われ、決定までに時間がかかりますので、この間に必要な情報を収集することができると考えます。

(1)SVHCの届出

成形品に含まれるSVHCが、「事業者あたりの製造・輸入量が年間1tを超え」かつ「濃度が重量比0.1%を超える」場合に届出が必要となります。SVHCがcandidate Listに収載された日の6カ月後から届出義務が発生します。ただ、REACH規則では以下のいずれかを満足する場合に届出を免除されています。 
 a.廃棄を含む通常のまたは予測可能な使用条件下で、人または環境へのばく露を排除できる場合
 b.その用途についてすでに登録されている物質

   部品にSVHCを含有する恐れがある場合は、その重量から年間1t以上になるか推測できることがあり、届出の要否が判断できるものと考えます。

(2)SVHCの情報の提供

成形品がSVHCを重量比で0.1%超えて含んでいる場合、成形品を安全に取り扱うための情報(少なくともSVHCの名称)について、川下企業あるいは消費者から要求があれば40日以内に提供する義務があります。この情報提供の義務は、candidate listにSVHCが収載された日から発生します。

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当解説は筆者の知見、認識に基づいてのものであり、特定の会社、公式機関の 見解等を代弁するものではありません。法規制解釈のための参考情報です。 法規制の内容は各国の公式文書で確認し、弁護士等の法律専門家に判断によるなど最終的な判断は読者の責任で行ってください。


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