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HOME > 経営をよくする > ここが知りたいREACH規則

ここが知りたい REACH規則

Q&A

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Q.308
ドイツ国内の顧客からドイツ語で記述されたMSDSシートを要望されていますが、法的に応じる義務はありますか?

A.308

化学物質安全データシートMSDS(REACH規則ではSDS)に関しては、REACH規則第31条・安全性データシートに対する要件の第5項に、「関連する加盟国が別に定めない限り、物質又は調剤が上市される加盟国の公用語により、安全性データシートが提供されなければならない("The safety data sheet shall be supplied in an official language of the Member State(s) where the substance or mixture is placed on the market, unless the Member State(s) concerned provide otherwise")」と規定されています。

ドイツで上市されている場合には、ドイツの公用語であるドイツ語でSDSを提供する必要がある、ということになります。

SDSに関しては、2011年9月7日にGuidance on the compilation of safety data sheetsが発行されました。このダイガンスの中で「3.14 Language(s) in which the SDS must be provided」として、複数の公用語があるEU加盟国に上市する場合には、複数の公用語での要求があることに注意する必要があると説明されています。また、ばく露シナリオについてもSDSの不可欠な部分であり、翻訳の要求に従うとの記述があります。

SDSは、サプライチェーンの中で情報を伝達する仕組みとして用いられており、安全な取扱い情報(名称、成分および含有量、管理上の注意、救急措置、危険性、人体への有害性等)が記載されています。REACH規則第35条で、労働者が作業の過程でアクセスすることが認められており、労働安全衛生からも重要な情報であると考えられます。

アジェンダ21の第19章でも、職場や家庭等での化学物質の安全な使用のための全世界的に調和された有害性分類やラべリングシステムを求めています。化学物質の情報伝達は専門家間だけでなく、一般公衆の保護の観点からも必要とされています。このような背景から、SDSで正確に情報が伝達されるためにも各国の公用語での提供が求められていると考えられます。

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当解説は筆者の知見、認識に基づいてのものであり、特定の会社、公式機関の 見解等を代弁するものではありません。法規制解釈のための参考情報です。 法規制の内容は各国の公式文書で確認し、弁護士等の法律専門家に判断によるなど最終的な判断は読者の責任で行ってください。


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