本文とサイドメニューへジャンプするためのナビゲーションスキップです。

スタートアップガイド

J-Net21 中小企業ビジネス支援サイト

  • J-Net21とは
  • スタートアップガイド
中小機構
  • メルマガ登録
  • RSS一覧
  • お問い合わせ

HOME > 経営をよくする > ここが知りたいREACH規則

ここが知りたい REACH規則

Q&A

REACH検索

Q.303
CandidateListにはすでに53種類のSVHCがリストされていますが、今後どの様な物質が、どのような頻度で追加されて行くのでしょうか?

A.303

Candidate List(認可対象候補物質(SVHC)リスト)に追加される物質やその手順について解説します。

Candidate Listの候補となる物質についてはECHAのWebサイト「ECHA CHEM」セクション中の「Registry of intentions(意図の登録)」1)に公開されています。ここには今後、認可対象候補物質(SVHC)として提出される意図のある物質が掲載されており、利害関係者へ情報提供を行っています(意図の登録は取り下げられることもあるので注意してください)。

このリストには提案した者〔欧州委員会(ECHA)または加盟国〕、物質名、意図の表明を行った日付、付属書XVに定められる報告書の提出予定日などが公開されております。ここから今後、認可対象候補物質(SVHC)となる可能性のある物質名を知ることができます。このサイトはあらかじめ周知しておくことで、その後のパブリックコンサルテーションにタイムリーに対応してもらうことを目的にしています。

これらの物質に対し、欧州委員会の要請によりECHAが作成した文書、あるいは、加盟国が作成した文書がECHAのウェブサイトに公表され、パブリックコンサルテーションにかけられます。コメント期間中に特に意見が無かった場合は、そのままCandidate Listに収載されます。意見があった場合には加盟国専門委員会にかけられ、合意に達した物質がCandidate Listに収載されます。

コンサルテーションにかけられた物質の詳細情報は上記サイトで付属書XVレポートにアクセスすることができます。このウェブサイトの情報から、今後のCandidate List掲載候補物質がわかります。

また、すでにCandidate List収載物質と同じ物質名のものがコンサルテーションにかけられることがあります。こういった場合は物質名が同じでも、何らかの条件変更を目的としてコンサルテーションが行われます。例えば、2011年8月29日の第6次認可対象候補物質リストの例では物質の規定条件変更が理由でした。

また、同様な例としては塩化コバルト(II)のように、分類が変わったために、再度コンサルテーションが行われたこともあります。詳細は、2011年3月4日付けコラム2011年9月9日付けコラムを参照ください。

このようにコンサルテーションによりCandidate Listの内容が修正されれば、REACH規則第33条による成形品中の含有SVHC情報(利用可能な情報)も修正する必要が生じますので注意してください。

1)http://echa.europa.eu/chem_data/reg_intentions_en.asp

なお、2011年8月末時点で登録されているSVHC2)は53種類です。それに対し、2010年時点の情報3)では、欧州委員会とECHAは2012年までにSVHCを合計で135種に増やす意向で合意している、とのことでした。この通りに行くかは現時点では分かりませんが、今後もその数は増えていきますので、引き続きSVHCの動向には注意が必要です。

2)http://echa.europa.eu/chem_data/authorisation_process/candidate_list_table_en.asp
3)http://europa.eu/rapid/pressReleasesAction.do?reference=IP/10/360&format=
HTML&aged=0&language=EN&guiLanguage=en

中小企業の方を対象として、海外ビジネスに関する質問を無料で受け付けています。
中小機構「中小企業国際化支援アドバイス

当解説は筆者の知見、認識に基づいてのものであり、特定の会社、公式機関の 見解等を代弁するものではありません。法規制解釈のための参考情報です。 法規制の内容は各国の公式文書で確認し、弁護士等の法律専門家に判断によるなど最終的な判断は読者の責任で行ってください。


このページの先頭へ