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HOME > 経営をよくする > ここが知りたいREACH規則

ここが知りたい REACH規則

Q&A

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Q.301
中国の危険化学品安全管理条例が改正され、2011年12月1日から施行されますが、その対象はなんでしょうか、混合物も対象なのでしょうか。また罰則は誰に適用されるのでしょうか。

A.301

ご質問の危険化学品安全管理条例(以下、条例)は、2002年3月15日に施行された現行の条例(中華人民共和国国務院令第344号)を改正したもの(中華人民共和国国務院令第591号)で、2011年2月16日に公布され、2011年12月1日から施行されます。改正条例の目的は、危険化学品の安全管理強化のため危険化学品事故を予防、低減し人民の生命及び財産の安全を保障すると共に環境を保護することにあります。 危険化学品の製造、貯蔵、使用、経営、運送に対して安全監督管理を実施する関連部門(「危険化学品安全管理監督管理部門」と総称) はこの条例で定められている規定にしたがい職責の履行を義務付けられています。

  1. 改正条例の対象となる危険化学品
    条例で定める危険化学品は、第3条において害毒、腐食、爆発、燃焼、助燃等の性質を有し、人体、施設、環境に対して危害がある猛毒化学品及びその他の化学品と定義され、危険化学品目録、国務院安全生産管理監督部門が、国務院の工業・情報化、公安、環境保護、衛生、品質監督検験検疫、交通運輸、鉄道、民用航空、農業の主管部門と共同で、化学品危険特性鑑別分類標準に基づき認定かつ公布し随時調整するとしています。
    現行条例では、危険化学品は、第3条において国家基準として公布された「危険化学貨物品名表(GB12268)」で規定されている化学品と「劇毒化学品目録」に収載されている化学品、そして、「劇毒化学品目録」・「危険化学貨物品名表」に記載されていない他の危険化学物品で国務院の経済貿易総合管理部門と公安・環境保全・医療衛生・品質検査・交通部門が合同で確定して公布するとしていました。
    具体的には、以下の物質リストです。
    • 危険化学貨物物品名リスト(GB12268-2005)
    • 劇毒化学物品目録
    • 危険化学品名録
    改正条例で危険化学品と規定される化学品に関しては、GHSに基づいた「化学品分類および危険性公示通則」(GB13690-2009)により、危険化学品と新たに分類される化学品が、追加され、新たに危険化学品リストが作成されるものと考えます。
    「化学品分類および危険性公示通則」(GB13690-2009)では物質だけでなく混合物も対象となっておりますので条例で対象となる危険化学品には、物質のみでなく混合物も含まれます。
  2. 条例違反に対する罰則の対象
    国家基準の要求を満たす化学品安全ラベルが不備の状態で危険有害物質を流通させている危険化学品生産企業に対して罰則を課すなど今回の改正条例では罰則が強化されています。「危険化学品安全管理条例」は中国国内法であり、条例は中国国内企業に適用されます。日本製品を中国国内の企業(日本企業の現地法人を含む)が輸入した場合、当該輸入品が条例の規定に従わない等の場合の罰則は、輸入者である中国国内の企業に適用されますが、中国輸入者が、条例を順守するために、輸出者にとっては十分な情報提供とサポートが必要です。
    また、国家標準を満たす化学品安全ラベルについては「化学品安全ラベル作成に関する規定」(GB15528-2009)で中国への輸出者に、中国国内での化学品事故に対して24時間対応する緊急電話番号をラベルに記載することを強制する等の規定を設けていますので、ご留意ください。

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当解説は筆者の知見、認識に基づいてのものであり、特定の会社、公式機関の 見解等を代弁するものではありません。法規制解釈のための参考情報です。 法規制の内容は各国の公式文書で確認し、弁護士等の法律専門家に判断によるなど最終的な判断は読者の責任で行ってください。


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