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ここが知りたい REACH規則

Q&A

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Q.190
REACH規則における通関時の証明書について、EUのある国の通関時で調剤に含まれる物質の予備登録番号の証明書を要求されたと聞きました。 予備登録番号は、予備登録したEU内の企業または代理人にしかECHAより連絡されませんので、EU域外の調剤を購入する企業は、購入先の調剤メーカーに予備登録番号の証明書を要求することになると思いますが、もし予備登録をしていない場合は、輸出できなくなるのでしょうか。 また、EUへの調剤中の物質の輸出量が、年間1t以下の証明書(年間の輸出量から算出)を提出すれば、予備登録番号の証明書の提出は不要でしょうか。

A.190

REACH規則への適合確認に向けてEU各国では、通関時に、国の査察官が"no data, no market"原則に基づき、予備登録、登録、SDS等の確認を行うことになっています。
質問内容を以下、2項目にわけて説明します。

1.予備登録をしていない場合の輸出可否について

2008年12月1日に予備登録期間が終了しました。1企業当たりの取扱量が年間1t以上の登録義務がある段階的導入物質については、予備登録を実施していれば、取扱量に応じた段階的登録の権利が与えられます。しかし、予備登録を実施していなければ、製造・輸入前に本登録することが要求されます。つまり、本登録を実施しなければ輸出ができなくなります。
 ただし、その場合でも2008年12月1日以降に初めて年間1t以上を輸出する場合は、輸出後6カ月以内に、かつ、t数帯で決められている登録期限の12カ月前までに、予備登録で求められる情報を提出すれば、そのt数帯の段階的登録期限までに登録を猶予することが認められています。

2.年間1t未満であることの証明について

輸出量が1トン/年未満であれば、登録の義務はありません。そのため、予備登録番号の証明書の提出は不要であると考えます。ただし、査察官に1t/年未満であることの説明を求められた場合には、貴社が1t/年未満であると判断した根拠を提示することで説明責任を果たすことが必要であると思われます。
 根拠となる輸出量は「対象物質が段階的導入物質/非段階的導入物質なのか?」、「継続して輸出しているか否か」、「近年の輸出実績」によって、次の3つの計算方法にわかれます。

  • (1)段階的導入物質であり、3年間継続して輸出している場合
    直近の過去3年間の輸出量の平均値を、その暦年の輸出t数とします。すなわち、2004年、05年、06年3年間の平均輸出量が07年の輸出量になります。

  • (2)段階的導入物質であり、(1)以外の場合
    その暦年の輸出量を当該物質の輸出t数とします。

  • (3)非段階的導入物質の場合
    登録する暦年の予測輸出量で計算されます。
    年間1t未満であることを証明する場合には、上述の計算方法に留意することが必要です。

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当解説は筆者の知見、認識に基づいてのものであり、特定の会社、公式機関の 見解等を代弁するものではありません。法規制解釈のための参考情報です。 法規制の内容は各国の公式文書で確認し、弁護士等の法律専門家に判断によるなど最終的な判断は読者の責任で行ってください。


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