ここが知りたいREACH規則

ここが知りたいREACH規則

EUの化学物質関連規則を統合するREACH規則について紹介

Q
2009年5月22日更新
Q.169 REACH規則の分類、表示等で引用された指令67/548/EECや指令1999/45/ECが、GHS対応に変更された規則となるようですが、この新しい規則はいつから適用されますか?

EUでは、化学品の新しい分類・表示・包装に関する新しい規則(CLP規則)をすでに2009年1月20日に発効しています。CLP規則は、従来のEUの分類・表示システムと国連の「化学品の分類および表示に関するシステム」(以降「GHS」)との調和を図ったものです。今回発効したCLP規則は、現行の「危険な物質の分類・包装・表示に関する指令(指令67/548/EEC)」、「危険な調剤の分類・包装・表示に関する指令(指令1999/45/EC)」および「REACH規則の第XI篇(分類・表示インベントリー)」を包含し、これらを引き継ぐものです。

指令67/548/EECと指令1999/45/ECは、移行期間を経てCLP規則に引き継がれた後に廃止となります。新しく発効したCLP規則への移行期限は、物質の場合は2010年6月1日、調剤の場合は2015年6月1日となっています。移行期限までは、それぞれ現行指令の67/548/EECと1999/45/ECに基づく分類が義務付けられ、移行期限以降はCLP規則による分類・表示が義務となります。移行期間中(2009年1月20日以降で物質、調剤それぞれの移行期限日まで)はCLP規則で分類することもできますが、この場合、表示はCLP規則で行うこととされています。なお、物質については2010年12月1日から2015年6月1日までの間は、指令67/548/EECおよびCLP規則の両方の分類が義務となっていますので注意が必要です。

ちなみに、指令67/548/EECおよび指令1999/45/ECは2015年6月1日に廃止されます。

当解説は筆者の知見、認識に基づいてのものであり、特定の会社、公式機関の見解等を代弁するものではありません。法規制解釈のための参考情報です。 法規制の内容は各国の公式文書で確認し、弁護士等の法律専門家に判断によるなど最終的な判断は読者の責任で行ってください。

情報提供:一般法人 東京都中小企業診断士協会

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