本文とサイドメニューへジャンプするためのナビゲーションスキップです。

スタートアップガイド

J-Net21 中小企業ビジネス支援サイト

  • J-Net21とは
  • スタートアップガイド
中小機構
  • メルマガ登録
  • RSS一覧
  • お問い合わせ

HOME > 経営をよくする > ここが知りたいREACH規則

ここが知りたい REACH規則

Q&A

REACH検索

Q.162
自動車業界ではサプライチェーンに対して、REACH規則への対応をどのように依頼していますか?

A.162

自動車業界のREACH対応に関しては、欧州自動車工業会(ACEA)を中心としたTask Force REACH(TF-REACH)が作成したIndustory Guideline on REACH(AIG)が示されています。TF-REACHには、欧州のほか、米国や韓国、日本からは、社団法人日本自動車工業会(JAMA)が参加しています。

AIGは、以下の前文、本文6章、付属書6項で構成され、自動車業界としてサプライチェーン全体を包含したREACH規則対応へのガイドラインを提供しています。

エグゼクティブサマリー/前書き
  ・ 第1章 序論(REACHと自動車業界)
  ・ 第2章 主要な用語の定義と頭字語
  ・ 第3章 留意すべき重要な日付と期限
  REACH規則のスケジュールが提示されています。

・第4章 指針
  REACH規則の解説や自動車業界における考慮事項等を13の指針として提示されています。

・第5章 REACHに適合する手法 ― 段階的プロセス
  REACH規則への適合に向けた7つのフローチャートが提示されており、事業者フローチャートを辿ることで、参照すべき指針や実施すべき措置などが示されています。

・第6章 AIG 8ステップ適合スケジュール
  自動車業界がREACH規則の義務の遂行にあたり、8つのステップに沿った対応が推奨されています。

・附属書A〜F
  サプライヤーに対してREACHの認識を高めるためのレターやREACH対応の意思表示を求めるためのレターの雛形が提示されています。

質問にある「自動車業界のサプライヤーへの対応」に関してですが、ガイドラインの付属書B(REACHの認識を高めるための書状)および付属書C(意志表示を求める書状)の雛形を用いてサプライヤーに対して、REACH規則に対する理解と認識を求める企業が増えています。自動車業界ではELVを始め、環境規制対応のためIMDSやそのほかの物質報告システムを用いて作業している企業があり、これらのツールを使用することが可能となります。

IMDSの利用と利便性向上のためには、GADSL(統一化学物質リスト)やJAMA統一データシートなどの併用が考えられます(TF-REACHは、成形品に含まれているSVHCのための情報収集の手法としてIMDSを使用することを考えています)。

日本自動車部品工業会(JAPIA)のホームページで、AIG version2.1の和訳版が提供されていますので、確認されることをお勧めします。

中小企業の方を対象として、海外ビジネスに関する質問を無料で受け付けています。
中小機構「中小企業国際化支援アドバイス

当解説は筆者の知見、認識に基づいてのものであり、特定の会社、公式機関の 見解等を代弁するものではありません。法規制解釈のための参考情報です。 法規制の内容は各国の公式文書で確認し、弁護士等の法律専門家に判断によるなど最終的な判断は読者の責任で行ってください。


このページの先頭へ