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HOME > 経営をよくする > ここが知りたいREACH規則

ここが知りたい REACH規則

Q&A

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Q.158
REACH規則には、法制の見直し周期はあるでしょうか?例えば、RoHS指令であれば3年に一度対象物質が見直されると思います。

A.158

REACH規則の見直しについては、第138条で定められています。見直し条項を整理して説明します。

1.すでに修正規則が公布されているもの

登録免除、および不要とされる物質に関する附属書IV、Vについては、2008年10月9日にその修正が公布されています。
また、附属書XIのセクション3の記述(暴露シナリオに基づく試験)についても修正されています。
なお、附属書I(2008年6月1日期限)、附属書XIII(2008年12月1日期限)の見直し条項がありますが、現時点(3月17日現在)その進捗についての情報は確認できていません。

2.今後の見直し期限が定められているもの

(1)他の共同体規則との重複を避けるためのREACH規則の適用範囲の見直し(2012年6月1日期限)。

(2)第60条(3)に示す認可の付与の範囲を、第57条(f)に基づいて内分泌かく乱性をもつとして特定される物質まで広げるかどうかについての見直し(2013年6月1日期限)。

(3)化学品安全性報告書の作成義務を、登録対象義務のない、あるいは10t以下の物質まで広げるかの見直し。
   ・新CLP規則の発がん性、変異原性、生殖毒性の区分1Aあるいは1Bの物質について(2014年6月1日期限)。
   ・そのほかの物質について(2019年6月1日期限)。

(4)第33条に規定される成形品に含まれる物質に関する、情報伝達義務の範囲についての見直しで、その規定の範囲外ではあるがほかの危険性をもつ物質を包含することを目的として規定の範囲を広げるかどうかの見直し(2019年6月1日期限)。

(5)動物を使用しない試験の促進や、動物試験の代替、減少を目的として付属書VIIIの8.7節に規定する生殖毒性に関する試験要件の見直し(2019年6月1日期限)。

3.117条(4)で規定する報告書の内容に基づいた法案見直し

117条(4)において言及される報告書に基づき製造者、輸入者当たり年間1t以上10t未満の物質の登録要件の再審査を行い、必要ならば情報要件の修正を行う法案の見直しを提案してもよいとされています。
最初の報告は2016年6月1日までに公表され、必要であれば、以降5年ごとに提案されます。

4.登録にポリマーを選択するための法案提出に関する見直し

欧州委員会は、ポリマーが及ぼすリスクと、ポリマーを登録する必要性についての報告を発表した後、登録にポリマーを選択する法案を提出できるとしています。欧州委員会は必要とされた際には、いつでも見直しができる規定になっています。

以上のように、REACH規則においてもさまざな見直しが規定されていますので、貴社の取り扱う物質に関する規制については、欧州化学品庁などの情報には注意ください。

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当解説は筆者の知見、認識に基づいてのものであり、特定の会社、公式機関の 見解等を代弁するものではありません。法規制解釈のための参考情報です。 法規制の内容は各国の公式文書で確認し、弁護士等の法律専門家に判断によるなど最終的な判断は読者の責任で行ってください。


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